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北乃きい苦笑 奥田瑛二、妻役・市毛良枝を妄想で…

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奥田瑛二の過激発言に北乃きいが苦笑!
奥田瑛二の過激発言に北乃きいが苦笑!

 映画『ヨコハマ物語』の初日舞台あいさつが16日に横浜ブルク13で行なわれ、主演の北乃きい、共演の奥田瑛二佐伯めぐみ菜葉菜、出演兼主題歌を歌った泉沙世子喜多一郎監督がそろって登壇。撮影の裏話でトークが盛り上がる中、「今回は(女優陣に)何もエロスを感じなかった」などの奥田のビックリ発言に、北乃をはじめ、女優陣が苦笑する場面があった。

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 満面の笑顔で登場した北乃は、「今回、横浜の物語をオールロケで出来たことは、とても幸せなこと」と喜びを表現し、「わたしを育ててくれた祖母、祖父を早くに亡くしたのですが、そのときの気持ちを思い出して演じました。わたしもこの映画を通じて、自分の大切な人を改めて大切しようという気持ちになった」と心のこもったコメント。

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 一方の奥田は、「この映画を撮ったおかげで女房(安藤和津)にとても優しくなった。撮影は暑かったけれど、心はもっと熱く演じたつもり。それが伝わればいいのですが」と映画への思いを真摯(しんし)に語ると、すかさず菜葉菜から、「今回、奥田さんにエロスを教わろうと思っていたのですが、フェロモンのない役だったせいか、習得できませんでした」と意味深発言。

 すると奥田は、「今回は誰にもエロスを感じなかった。好みの女性がいるとかいないとかじゃなくて、欲望を封印したんだよ。これが技だな」と豪語。さらに、妻役の市毛良枝について、「役づくりのために、妄想の中で全部脱いでもらいました」と告白し、会場は大爆笑。北乃をはじめ女優陣からは「失礼な話ですね」と苦笑される一幕があった。

 本作は、中学生で両親を亡くし施設で育ったアマチュアバンドのマネージャー(北乃)と、定年退職の日に妻を病気で亡くした元サッカー場のグリーンキーパー(奥田)が、人々の温もりに触れながら心を再生していく姿を描くヒューマンドラマ。横浜F・マリノスの全面協力ならびに地元市民のサポートのもと、横浜の美しい景観を随所にちりばめながら、ハートウォーミングな物語が展開する。(取材・文:坂田正樹)

映画『ヨコハマ物語』は横浜ブルク13で公開中、ほか全国順次公開

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