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ディカプリオ、俳優引退を完全否定 休業宣言のきっかけを明かす

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俳優業からの引退を完全否定したレオナルド・ディカプリオ
俳優業からの引退を完全否定したレオナルド・ディカプリオ - Dominique Charriau / WireImage / Getty Images

 俳優のレオナルド・ディカプリオが現地時間16日、アメリカ・ニューヨークで行われた最新作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の取材会に出席し、同作が休業を宣言するきっかけになったことを明かすとともに、俳優業からの引退を完全に否定した。ディカプリオは先日、同作のプロモーションが終わり次第、休暇に入るとの声明を発表していた。

実在の株式ブローカー役のディカプリオ…『ウルフ・オブ・ウォールストリート』場面写真

 休業の理由として、ここ2年で『ジャンゴ 繋がれざる者』『華麗なるギャツビー』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』と3本の映画に立て続けに出演したことを挙げたディカプリオは、とりわけ自身のプロデュースする『ウルフ・オブ・ウォールストリート』が一つの区切りになったことを告白。

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 「僕には自分のための時間が必要だった。言ってしまえば、15歳のころからずっと俳優をやっていて、ほとんど休みを取らずにやってきたわけだからね。特に『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は6年も企画を温めていて、撮影も強烈の一言だった。それが終わったことで、一区切りをつけようと思ったんだ」とディカプリオ。実際は撮影前に休暇を挟む予定だったというが、「『ギャツビー』と『ジャンゴ』の撮影が終わったとき、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の財政的な問題がいきなり解決したんだ。だから、この機会を逃すわけにはいかないと思った」と先延ばしにせざるを得なかった事情にも言及した。

 復帰の時期については未定としつつも「俳優をやめるわけではなく、ただ休むだけだ。次にやる映画のことも考えてはいるよ」と改めて俳優業からの引退を否定した。

 休業前最後の作品となる『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の演技は「新境地を開いた」と早くも話題になっており、まさにディカプリオにとっては渾身(こんしん)の一作。第71回ゴールデン・グローブ賞でも男優賞(コメディー/ミュージカル)にノミネートされており、初のアカデミー賞受賞にも期待がかかっている。(編集部・福田麗)

映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は2014年1月31日より新宿ピカデリーほかにて全国公開

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