アカデミー賞直前!9部門でノミネートの『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックィーン監督を直撃

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スティーヴ・マックィーン監督 - 写真:(c)Kaori Suzuki

 今年のアカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演男優賞など9部門でノミネートされた『それでも夜は明ける』は、すでにゴールデン・グローブ賞や英国アカデミー賞などで作品賞を受賞し、アカデミー賞でも作品賞候補として最も有力視されている。カンヌ国際映画祭でカメラドール賞を受賞した2008年の衝撃作『ハンガー(原題) / Hunger』で監督デビューし、瞬く間に世界的な映画作家となったスティーヴ・マックィーン監督に、アカデミー賞を間近に控えたロサンゼルスで話を聞いた。

映画『それでも夜は明ける』写真ギャラリー

 「僕は奴隷制についての映画を作りたかったんだ。映画史の中で奴隷の映画があまりないと感じていたからね。最初のアイディアは、自由な人間が誘拐されて奴隷になるというだけだった。奴隷産業は、アメリカだけの問題ではなく、世界的な出来事だったんだ。そしたら、そのことを調べていた妻が、『12 Years A Slave』の本を見つけてね。それは驚くべきことだった。僕の最初のアイディアとまったく同じ、自由な黒人が誘拐され奴隷になるというものだったんだ。本は素晴らしいものだったけど、自分がこの本のことを今まで知らなかったことに腹が立ったよ。この本は学術書としては知られていたけど、一般的には知られていなかったからね」

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 ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・ファスベンダーら旬なハリウッドスターたちと、ブラッド・ピットがプロデューサーも兼ねて出演しているのも大きな見どころだ。

 「マイケル・ファスベンダーとは『ハンガー(原題) / Hunger』のオーディションで会ったんだ。今いる俳優で、最も素晴らしい役者の一人である彼と仕事ができるのは特権だね。ベネディクト・カンバーバッチも今回オーディションで選んだ。それとこの映画のブラッドは本当に素晴らしかった。彼にとっては小さい役だけど、それをとてもデリケートに見事に演じてくれたよ」

 アカデミー賞の本番で、『それでも夜は明ける』が何部門で受賞できるか、結果が大いに楽しみだ。(取材・文:細谷佳史)

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