綾小路翔、無期休学メンバーに「バカのくせに幸せもん」

　12日、氣志團のドラマーである白鳥雪之丞が、「無期休学」という形で氣志團の活動から完全に離れることが発表された。発表後、團長の綾小路翔はファンから温かいコメントが多数寄せられたことを受け、「雪之丞はバカのくせに幸せもんだのう」とツイートしている。

　白鳥は、2012年6月に発症した左手の筋肉不全断裂、そしてその原因となった「職業性ジストニア」の治療に専念しつつも、部分的に氣志團の活動を続けてきた。しかし本人からの「唯一無二の宝物だからこそ、おんぶに抱っこは嫌なわけで」という強い希望により、3月31日をもって氣志團の一切の活動から無期限で離れることになった。

　綾小路は発表後、自身のツイッターで「氣志團の仕事をしている以上、彼の心は休まらないようです。我々としては、今はまず雪之丞の精神を癒すのが一番大事だと思っています。ごめんね」とファンに謝罪。「僕らも正直、まだ整理しきれていません。ただ、中途半端は互いにとって良くないと考えています。彼がこの道を選択した以上、まずはきっちり線引きするのも愛だと思っています」と氣志團の一切の活動から離れるという部分は誇張ではないと明かした。

　また、仕事では距離を置くことになるものの、プライベートでは「すべてはあいつ次第だけれど、我々は何も変わらないよ」ときっぱり宣言した綾小路。ライブで白鳥のグッズを身に着け、彼のパート歌ってもいいかというファンからの質問には「もちろん。みんなであいつの分まで頑張るから。待ってるよ」「いつかあいつが帰って来るまで、みんなに歌ってもらいたいな」と返答している。（朝倉健人）