『ひなぎく』ヴェラ・ヒティロヴァ監督が死去 85歳 チェコの女性映画作家

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ヴェラ・ヒティロヴァ監督 - isifa / Getty Images

 映画『ひなぎく』などで知られるチェコの女性監督、ヴェラ・ヒティロヴァさんが現地時間12日、プラハで死去した。85歳。現地メディアCTKなどが伝えた。病名は明かされていないものの、ここ数年は闘病生活を送っていたという。

リバイバル上映『ひなぎく』場面写真

 ヒティロヴァ監督は1929年、チェコスロバキア(当時。現チェコ)生まれ。1960年代に席巻した「チェコ・ヌーヴェルヴァーグ」の代表的な作家の一人で、ミロシュ・フォルマンらと共に世界的なブームを巻き起こした。だが、1966年に発表された『ひなぎく』がチェコスロバキア国内で発禁処分を受けると、ヒティロヴァ監督自身も1969年から7年間にわたる活動停止を余儀なくされた。

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 『ひなぎく』は世界中で高い評価を受けており、日本でも1991年に公開。1960年代の女子映画の決定版として多くの女性の心をつかんだ。同作は5月よりシアター・イメージフォーラム(東京)でリバイバル上映が決定している。

 ヒティロヴァ監督はその後、1976年の『りんごゲーム』で活動を再開すると、1980年代には日本未公開作も含めて5本の新作を発表。2000年代に入っても活動を続けていたが、2006年の『プレザント・モーメンツ(英題) / Pleasant Moments』が遺作になった。その芸術的な貢献が認められ、芸術文化勲章などを受章している。(編集部・福田麗)

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