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福山雅治演じるガリレオ・湯川、5年間で外見も内面も激変していた!

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一挙見で比べると実に面白い!?
一挙見で比べると実に面白い!? - 『容疑者Xの献身』(C) 2008 フジテレビジョン アミューズ S・D・P FNS27社 『真夏の方程式』(C) 2013 フジテレビジョン アミューズ 文藝春秋 FNS27社

 東野圭吾の人気小説「ガリレオシリーズ」の映画化第1弾『容疑者Xの献身』と、およそ5年の歳月を経て製作された第2弾『真夏の方程式』を比較し、福山雅治ふんする天才物理学者・湯川学の変貌について検証した。

『真夏の方程式』作品情報

 「全ての現象には必ず理由がある」と豪語して、オカルト現象としか思えない怪事件を天才的な頭脳と科学的な検証でズバズバ解決していくガリレオこと湯川准教授。その一方で、理論的に解き明かせない人間の感情には興味を示さず、周囲から「イケメンなのに変人」と思われてしまうことも。

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 そんな湯川の劇的な変化が2008年の映画『容疑者Xの献身』と、5年後の2013年に公開された『真夏の方程式』を比較すると見えてくる。まず、第1作では30代だったのが42歳の設定となり、髪の毛の分け目も左分けから右分けにチェンジ。謎解きの舞台も、スーツや白衣をまとうことが多かった大学周辺から、出張で訪れた海辺の町へと変わり、シリーズ初の浴衣姿とウエットスーツ姿を披露。ズボンの裾をまくってナマ足を見せるシーンもあり、露出度がぐんとアップしている。

 中でも注目なのが、講義や研究時にしかしていなかったメガネを、『真夏の方程式』では終始掛けていること。これには、「メガネを外す一瞬だけ湯川が心をさらけ出す」という演出意図があるらしい。また、子供アレルギーだったはずの彼が、事件に巻き込まれてしまった少年を守るために奔走する様子からも、人間・湯川の心の変化が見て取れるだろう。

 第1作『容疑者Xの献身』で、大学時代の親友を容疑者として追及することになってしまい、大きな苦しみを味わった湯川。その苦悩が人としての成長を促し、外見や内面に変化をもたらしたことは想像に難くない。2本を見比べると湯川の進化が克明に描かれており“実に面白い”!?(文・斉藤由紀子)

「福山雅治特集 最新映画&ライブ」は5月4日にWOWOWプライムにて放送

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