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ジブリは「作り方を変えます」解散報道を否定!宮崎駿監督も短編製作に意欲!

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これからは東南アジアですよ。- 写真は今年7月撮影のもの
これからは東南アジアですよ。- 写真は今年7月撮影のもの

 スタジオジブリの代表取締役である鈴木敏夫プロデューサーが7日、NHKの情報番組「あさいち」に出演し、ジブリが解散するなどと報じられていることを受け「僕は本当は休みたいんですけど、なかなかそういうわけにはいかない。要は作り方を変えますよという話なんです」と報道を否定。さらに「宮崎駿も作りたいみたい」と引退宣言をした宮崎駿監督に映画を手掛ける意向があることも明かした。

スタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』場面写真

 鈴木プロデューサーは「ジブリって、夢の会社を作りたかった。気が向いたら作る、気が向かなけりゃ作らない。それがある程度実現できた会社だった」と本来のスタジオのスタンスを説明。宮崎駿監督の引退は「長編からの引退」であるとした上で、「まず短いものをやります。(宮崎監督と)ちょっと話はしている。ジブリ美術館で短編を作っているし、そういうものだったらやってみたいと。でも今、何をやるかが難しい」と打ち明けた。

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 日本のアニメーションの今後については「変わっていきますよ。というか変わりつつある。これからは東南アジアですよ」と海外拠点となることを示唆。「もう始まっているんですよ。タイ、マレーシア、台湾、一部ベトナムでスタートしているんです。おそらくアジア全体で、例えば日本人が企画を考えて実際作るのはタイとかね。おそらくそうなってくる。実際に描きたい人はタイに行けばいい。(製作費ではなく)意欲の問題。日本でもアニメーションに夢を持って頑張ってやってきたけど、それがひと段落したんじゃないですかね。日本製だとかタイ製だとか言うんじゃなくて、アジア全域で1本のものを作るっていう、たぶんそういう時代が来るんじゃないかって」と続けていた。

 ジブリに関しては、6月27日に開かれた株主総会で鈴木プロデューサーが製作部門をいったん解体する方針であると明かしたことを受け、一部で「ジブリがアニメ制作から撤退する」などと報じられ波紋を呼んでいた。(編集部・市川遥)

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