マイケル・ファスベンダー、かぶり物での演技は「良かった」

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マイケル・ファスベンダー

 映画『それでも夜は明ける』で迫真の演技を見せたマイケル・ファスベンダーが、新作『FRANK-フランク』について語った。

マイケル・ファスベンダーが被り物!映画『FRANK -フランク-』場面写真

 本作は、ミュージシャンに憧れる若者ジョン(ドーナル・グリーソン)は、ある日かぶり物をした奇妙なフランク(マイケル・ファスベンダー)率いるオルタナティヴ・ミュージックバンドと出会い、フランクにバンド加入を勧められレコーディングに同行するが、顔を見せないフランクに当初は違和感を抱くものの、徐々に彼の才能に惹かれて打ち解けていくというドラマ。1980年代に英国で注目されたクリス・シーヴィー演じる音楽コメディアン、フランク・サイドボトムをモデルに、映画『ジョージの修理工場』のレナード・エイブラハムソンがメガホンを取った。

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 演奏の準備について「撮影3週間前にリハーサル期間で、他の俳優と知り合えたんだ。その間に僕らは、レニー監督の音楽的な意図を把握した。なぜなら彼は僕らの演奏を通して、どの部分がアート的要素を感じさせ、どの部分がうぬぼれた演奏で、どの部分が商業的なものかを見分ける必要があったからだ。最終的にはレニーの指示によって僕らは演奏を調整したが、参加した俳優全員に音楽の才能があったよ」と明かした。

 フランクの性格について「彼は狂気と幸福感が存在する両極端な性格だ。今作ではSXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)での演奏シーンがあり、演奏中に重圧に押しつぶされることもある」と語り、さらにかぶり物をした演技に関して「かぶり物をしていても開放的に演技ができた。唯一のミスは、他の俳優たちとのリハーサル演奏の際に、かぶり物を外して音を調整したため、本番でかぶり物を付けると音の聞こえ方が全く違ったことだ。ただ、かぶり物をするとアナーキズムや神秘的要素が加わり、クリス・シーヴィーにより近づけた」と答えた。今作ではそんな個性的なフランクの存在感が輝いている。

 他の俳優との演技上での問題は「かぶり物をすると、他の俳優たちと目と目のコンタクトが取れないこともあるが、フランクは自身の世界に生きているため、それでも良かった。だから他の俳優にも、フランクの前では、彼が聞いているか聞いていないのかわからない感覚で会話をしてほしいと頼んだんだ」と答えた。

 映画は、オルタナティヴバンドの独創的な音楽と、フランクの個性的なキャラによって、オリジナル性の高い作品になっている。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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