障害者運営の試写会イベント!心のバリアフリー目指して

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心のバリアフリーを目指して! - NPO法人ピープルデザイン研究所代表・須藤シンジ氏、ロンドンパラリンピック水泳日本代表・山田拓朗選手、難聴のダンスパフォーマー・uCCI氏

 障害者が運営する試写会イベント「夏休みピープルデザインシネマ」が23日、ラゾーナ川崎で行われ、車いすの息子と失業中の父親がトライアスロンに挑む感動作『グレート デイズ! -夢に挑んだ父と子-』が上映された。本編上映後には、NPO法人ピープルデザイン研究所代表の須藤シンジ氏、ロンドンパラリンピック水泳日本代表・山田拓朗選手、難聴のダンスパフォーマー・uCCI氏によるトークセッションや、本作の公式応援ソングを歌う高校生シンガーソングライター竹友あつき氏によるスペシャルライブも行われた。

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 MCの須藤氏から映画の感想を聞かれた山田選手は「僕は生まれつき左腕がなかったのですが、両親がスイミングスクールに通わせてくれた。やはり、家族の絆が一番のサポート」と自身の少年時代に重ね合わせ、uCCIも「子供のころ、父と母が(僕のことで)いつも言い合っていたのを思い出しました。補聴器をしているから海は危ないとか、まさにこの映画のように」と述懐する。

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 これに対して須藤氏は「次男は障害を持っていますが、3人の息子と川崎から実家の福島まで400キロ、自転車で旅したことを思い出した」と映画さながらの思い出を語り、さらに「そういえば、家族でニュージーランドに住んでいた時期があったんですが、現地の人たちは障害者に対して『手、どうしたの?』『足、どうしたの?』って素直にどんどん聞いてくるんだよね」と体験談を披露。障害者も非障害者も自然体で共存し合っていた外国暮らしを思い出し、心のバリアフリーが立ち後れている日本の現状を嘆いた。

 なお、本イベントは、川崎市が推進する「障がい者雇用・就労促進かわさきプロジェクト」の一環として行われるチャレンジの一つ。障害者就労スタッフが来場者にチラシを配布したり、会場を案内したり、さらにはグッズ販売を行ったりと、非障害者と共に運営スタッフとして参加するもので、この日も数名の障害者が、少し緊張しながらも楽しそうにスタッフとして働く姿があちらこちらで見られた。

 また、本編上映中、聴覚障害者のために体感音響システムを導入したり、トークイベントでは手話や字幕を映し出したり、障害のある来場者へのさまざまな配慮も随所に施されていた。(取材:坂田正樹)

映画『グレート デイズ! -夢に挑んだ父と子-』は8月29日よりTOHOシネマズ日本橋ほかにて全国順次公開

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