北乃きいの女優魂に釜山が拍手喝采「舞台の上で死ねるなら本望」

第19回釜山国際映画祭

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『ザ・テノール 真実の物語』釜山国際映画祭に登壇した北乃きい、ユ・ジテ

 第19回釜山国際映画祭のパノラマ部門で『ザ・テノール 真実の物語』が上映され、北乃きい、ユ・ジテらがティーチインに登壇した。日韓合作の本作は、声を失った韓国人の天才オペラ歌手ベー・チェチョルと彼の声を愛した日本人音楽プロデューサーの実話に基づく物語だ。

映画『ザ・テノール 真実の物語』場面写真

 実在のオペラ歌手を演じたユ・ジテは、「映画祭のテーマでもある『友情と愛』を感じ取ることが出来る作品だと思います」と挨拶し、続いて伊勢谷友介演じる日本人音楽プロデューサーのサポートをする美咲を演じた北乃きいが「映画はいかがでしたか?」と観客に問い掛けた。ここでモデルとなったオペラ歌手のベー・チェチョルが会場にいることが紹介され、大歓声の中、舞台上に迎えられた。

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 質疑応答でクライマックスの歌のシーンについて質問を受けたユ・ジテは、「イタリア語やオペラの発声や舞台のマナーなどたくさんのことを学びました。実際の歌に口元を合わせたわけですが、映画に登場する8曲のアリアの全てを覚えて演じたので自分で歌ったと自負しています」と映画への自信を見せた。一方、北乃が「命か演技をすることか、どちらかを選ぶとしたら?」との質問に「舞台の上で死ねるなら本望です」と断言すると、その女優魂に対し拍手喝采が巻き起こった。

 続いて、映画の中でチェチョル氏がのどの手術後に悩むシーンについてキム・サンマン監督は、「もう一人の自分が舞台に唐突に登場するシーンがありますが、それは二度と戻れない過去の栄光を表現しているのです」と説明し、これに対してチェチョル氏が「映画の中に『わたしは舞台に戻りたい』というセリフがあります。みなさんもこの映画を観てたくさんの方々が願いを持ち、苦難を乗り越えられると思っていただきたいです」と夢を持つことの尊さをアピールした。(取材・文:芳井塔子)

『ザ・テノール 真実の物語』は10月11日全国公開

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