iPodを使った認知症患者への音楽療法を追ったドキュメンタリーに綾戸智恵が感動!

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来日したマイケル・ロサト=ベネット監督と綾戸智恵

 iPodを使った認知症患者への音楽療法を追ったドキュメンタリー映画『パーソナルソング』のトークイベントが23日、都内で行われ、初来日を果たしたマイケル・ロサト=ベネット監督と、認知症の母を持つジャズシンガーの綾戸智恵が登壇。音楽が持つ不思議な力に綾戸は「介護者としてだけでなく、歌手としても感動した」と声を弾ませた。 

映画『パーソナルソング』場面写真

 本作は、認知症・アルツハイマー患者にiPodで好きな歌(パーソナルソング)を聴かせ、失われた記憶を呼び戻すという音楽療法を3年にわたって記録したドキュメンタリー。あるソーシャルワーカーの発案から始まったこの試みが、認知症患者に劇的な変化をもたらし、音楽の記憶と共にさまざまな思い出がよみがえってくる瞬間を映し出す。

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 デビュー作を引っ提げての来日となったベネット監督は、「小さな作品ですが、長い時間をかけて作りました。わたしの国(アメリカ)はお年寄りを忘れようとする傾向がありますが、日本はお年寄りをとても大切にする国だと聞いています。皆さん、どうか心を開いて観てください」と優しい語り口で作品をアピールした。

 一方、本作を観て感激したという綾戸は「いい映画でっせ!」といきなり関西弁で会場を和ませ、「監督の思いが伝わってきます。俳優が居ない代わりに言葉一つ一つにリアリティーがある。胸が詰まる思い」と絶賛。さらに「歌手のわたしにとって、この作品は介護の映画だけとは思えない。音楽にこんなにも力があるとは! 皆さんは皆さんなりに、この映画を受け取ってください」と熱弁を振るった。

 また、この映画の影響から、自宅でも母親に歌を聴かせているという綾戸は、「トイレでなかなかおしっこが出ないときに、『テネシーワルツ』を歌ってあげたら、7秒後に出たんです」というエピソードを披露。「認知症というか、気持ちのパニックを抑えることによって出てくる平和的なもの。音楽には脳や心を刺激する何かがあるんですね」と実感を込めて語った。(取材:坂田正樹)

映画『パーソナルソング』は12月よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

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