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『アバター』続編、公開を1年延期…2017年へ

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ジェームズ・キャメロン監督
ジェームズ・キャメロン監督 - Michael Tullberg / Getty Images

 ジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター』の続編が、脚本の遅れのため、2016年12月の全米公開を延期することがわかった。NZ Herald Newsほか複数のメディアが報じた。

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 『アバター』の続編は3部作を予定しており、脚本はキャメロン監督を中心としたチームで3作を並行して進められていた。ニュージーランド・ウェリントンで行われた第1回諮問会議には、キャメロン監督やピーター・ジャクソン監督などが出席。会議後キャメロン監督は、「わたしたちは希望していた日取りよりも少々遅れることになりました」と述べ、続編3部作の始まりとなるシリーズ2作目の公開時期について、2017年後期になる可能性があるとコメントした。

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 しかし製作陣はこの延期によって、十分にロケ地を探す時間ができたとほっとしている部分もあるという。「ニュージーランドの映画産業は急成長しており、『アバター』が押さえる前に、ロケ地は全て(他の映画の撮影で)予約されている状態です。わたしはロケ地探しで大変な思いをするでしょう。ニュージーランドにとってはうれしいことですね」とキャメロン監督は語っている。

 昨年4月、ソーシャルネットワーキングサービスRedditのQ&Aで、キャメロン監督は続編の脚本について6週間以内に完成する予定としていたが、まだこだわりたい部分が残っていたよう。また、続編3作は同時期にまとめて撮影する予定が組まれているが、シリーズ3作目(2017年公開予定)、シリーズ4作目(2018年公開予定)の延期については、今のところ明かされていない。主人公ジェイク役のサム・ワーシントン、ナヴィのネイティリ役のゾーイ・サルダナの続投は決定している。(編集部・井本早紀)

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