ジブリ出身の26歳の新鋭現る!初監督作のテーマは「台風」と「友情」

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『台風のノルダ』の26歳の天才アニメーター、新井陽次郎監督

 スタジオジブリのアニメーターとして『借りぐらしのアリエッティ』『コクリコ坂から』『風立ちぬ』などに参加してきた新井陽次郎が、監督デビュー作となる劇場用短編アニメ『台風のノルダ』の誕生秘話を明かした。

【写真】これが26歳の天才アニメーターが作り上げた驚くべき世界…

 本作は、気鋭のクリエーターが数多く所属するスタジオコロリドの最新作。ジブリからコロリドに移籍した新井監督の、記念すべき初監督作だ。物語は、台風の日に中学校に現れた不思議な少女と、二人の男子生徒の友情を描いた青春ファンタジーだ。

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 ジブリからコロリドに移ったのは、かねてからの知人で『台風のノルダ』のキャラクターデザインと作画監督を手掛けた石田祐康監督からの誘いだった。「いつか自分の作品を作ってみたいという思いと、石田君と仕事をしたいという思いから決断した」と新井監督。石田が監督を務めた『陽なたのアオシグレ』ではキャラクターデザインと作画監督を手掛け、このほど自らの監督作に着手したといい、「ジブリにいたころから台風で学校に閉じ込められる子供たちの物語を温めていて、それを膨らませました」と製作に至った経緯を語る。

 アニメの世界に入ったきっかけについて新井監督は、「『交響詩篇エウレカセブン』を観て吉田健一さんの画(え)作りにとても感銘を受けました。そして吉田さんの経歴を探っていたら、その先にジブリがあったんです。風景画を描いていたので、漠然とアニメの背景を描きたいと考えていましたが、それから専門学校で作画を学び、アニメーターとしてジブリの入社試験を受けました」と当時を回想。ジブリでは実力あるスタッフの仕事ぶりを目の当たりにし、学ぶことも多かったという。

 『台風のノルダ』の製作が決定した後は、石田監督やプロデューサーを交えて、ストーリーや設定を固めていった。「台風と学校をベースに、ケンカをしている親友同士を女の子が仲裁する友情ドラマ、姉妹が死神と出会う話など、いくつかの物語を持ち寄り、話し合いの中でいろんなエピソードを組み替えながらまとめたという感じです。石田君や魅力的な背景を描いてくださった美術監督の西村美香さんにも助けられました」と作品を支えたスタッフをたたえる。

 初監督作を完成させた今、新井監督に次の目標について尋ねると「作画をしながら、機会があれば監督をしていきたい」と回答。「ストーリー作りなどをもっと勉強し、いずれは長編アニメに挑戦したいですね」と謙虚に、かつ力強く抱負を語る26歳の若き新人監督のさらなる躍進に期待したい。(取材・文:神武団四郎)

映画『台風のノルダ』は6月5日より全国にて3週間限定公開

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