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伊藤淳史、お坊さん役で主演!住職がつづった実話を映画化

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お坊さん役に挑戦する伊藤淳史
お坊さん役に挑戦する伊藤淳史 - (C) 2015映画「ボクは坊さん。」製作委員会

 俳優の伊藤淳史が、実在の住職による体験記を映画化した『ボクは坊さん。』(10月公開)で主演を務めることが明らかになった。原作は、コピーライター・糸井重里が編集長を務めるウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で、1日140万PVを超える人気連載だったエッセイ。伊藤は、祖父の死をきっかけに24歳で突然、住職になることになった主人公を演じる。

 原作者は、24歳の若さで愛媛県今治市にある四国八十八ヶ所霊場57番札所の栄福寺住職になった白川密成さん。「コメディードラマを観るように読んでほしい」との思いで書かれた白川さんの体験記の中には、あまり知ることのないお坊さんの生活のさまざまな興味深いエピソードにあふれている。お坊さんだって、時には悩んで、人生につまずく普通の人間。知られざる“坊さんワールド”に笑って泣けるエンターテインメントだ。

 24歳の主人公・白方光円は、突然の祖父の死をきっかけに書店員の仕事を辞め、栄福寺の住職になったばかり。この寺で生まれ育ったけれど、住職として足を踏み入れた“坊さんワールド”は想像以上に興味深いものだった。初めて見る坊さん専用グッズや、個性豊かな僧侶との出会いにワクワクしたり、檀家の人たちとの関係に悩んだり。坊さんとしての道を歩み始めたばかりの自分に何ができるのか、何を伝えられるのか。光円は試行錯誤を繰り返しながら、人としても成長していく。

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 光円を取り巻く人々を演じるのは、山本美月溝端淳平渡辺大知遠藤雄弥濱田岳松田美由紀、そしてイッセー尾形ら個性的なキャストたち。『ALWAYS 三丁目の夕日'64』で監督助手を務めるなど第一線の現場でキャリアを積み、これが長編映画デビュー作となる真壁幸紀監督がメガホンを取り、日本アカデミー賞最優秀撮影賞を3度受賞している撮影の柴崎幸三ら『ALWAYS』シリーズのスタッフが集結する。

 本作について伊藤は「当たり前の様に繰り返される毎日を描いた作品で、その中で起こる、喜びや悲しみに、生を感じさせてくれる、心温まるストーリーだと思います」と明かし、「お坊さんの役を演じさせて頂き、お寺の世界の厳しさや、美しさを、身をもって感じる事が出来ました。共演者やスタッフの皆様と、今治の空気を感じながら、楽しく撮影に臨む事が出来ました。ロケーションもとても美しいので、是非劇場でご覧下さい」とアピール。

 「僕が原作の中で伝えたかったことは、もしかしたら、ただひとつ。『そこに坊さんがいること』」という原作者の白川さんは、「ただの青年がある日、『坊さん』になって見たシーンは、『ねぇ、こんなことが、あったんだよ』と誰かに話したくなる日々でした。そのひとりが、あなただったら、なんだかうれしいです。もし、この映画をみた人が、誰かの声を久しぶりに聞きたくなったとしたら、それだけで、ありがたいです」とコメントを寄せている。(編集部・中山雄一朗)

映画『ボクは坊さん。』は10月、全国公開

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