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トリンドル玲奈に最優秀女優賞!初主演『リアル鬼ごっこ』が作品賞含む3部門受賞の快挙!

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初主演映画が作品賞含む3部門に輝いたトリンドル玲奈
初主演映画が作品賞含む3部門に輝いたトリンドル玲奈 - (C)2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会

 映画『リアル鬼ごっこ』(園子温監督)で映画初主演を果たしたモデル・女優のトリンドル玲奈が、現地時間7月14日から8月4日までカナダ・モントリオールで開催された第19回ファンタジア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した。同作はさらに、最優秀作品賞(シュバル・ノワール賞)、審査員特別賞も獲得。3部門で受賞する快挙を達成している。

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 昨年、『福福荘の福ちゃん』で同賞に輝いた森三中大島美幸に続く受賞にトリンドルは「最優秀女優賞、とってもとっても嬉しいです!」と歓喜のコメント。「このような賞をいただける日が来るなんて、今の私にとっては身に余る思いです。園子温監督、リアル鬼ごっこのスタッフさん、キャストの皆さん、そして、支えてくれたすべての人に感謝の気持ちでいっぱいです」と真摯(しんし)に思いを語った。映画祭審査員によると、トリンドルの受賞は満場一致で決定したという。

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 園監督は同映画祭において、2006年に『Strange Circus 奇妙なサーカス』で作品賞、2009年に『愛のむきだし』で最優秀女優賞(満島ひかり)と審査員特別賞を受賞するなどしているが、3部門での受賞は今回が初。また邦画としては、2005年の湯浅政明監督作『マインド・ゲーム』以来、10年ぶりとなる3部門以上での受賞となった。

 園監督は、同じく同映画祭に出品されていた『ラブ&ピース』でも、観客からの投票で決定する観客賞を獲得。この受賞に「ファンタジア映画祭は世界で最も好きな映画祭なので、観客賞を受賞でき本当に誇らしい。観客投票という一番誠実な投票によって選ばれたことがなにより嬉しい」とコメントしている。

 『リアル鬼ごっこ』は、人気作家・山田悠介の原作を園監督が完全オリジナル作品として映画化した問題作。殺人のターゲットとなった全国の女子高生が次々と殺される中、トリンドル玲奈、篠田麻里子真野恵里菜ふんするヒロインたちが逃げ惑う姿を描く。(編集部・入倉功一)

映画『リアル鬼ごっこ』『ラブ&ピース』は全国公開中

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