岩井俊二監督×黒木華主演作、日本に先駆けアジア3か国で先行公開へ

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映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』より - (C)RVW フィルムパートナーズ

 『花とアリス』(2004)の岩井俊二監督が黒木華綾野剛、ミュージシャンのCoccoらとタッグを組む新作『リップヴァンウィンクルの花嫁』の予告編が公開となり、おびただしい男女の声を背景に猫型の被り物を被った女性が映し出される意味深な映像がお目見えとなった。

奇妙なバイトを始めるヒロインを描く『リップヴァンウィンクルの花嫁』場面写真

 予告編では、猫型の被り物で顔の半分が隠れた女性が、周囲を見回すようなそぶりを見せている。そんなメルヘンチックな映像に、「そんな虫のいい話があっていいんですか?」「そんな虫のいい話を仕事にするのが僕の仕事」「あんなの、まともな人間のする仕事じゃないさ」「微妙に本物の家族みたいな気がしてきました」といった男女の声が次々とかぶさり、やがてそれらの声は「俺の恋人と浮気しているんですよ」「俺が浮気しているって、おまえなんでそんなウソつくんだよ!」「どこへ行けばいいんですか……」と次第に語気が荒くなり殺伐とした雰囲気が漂う。

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韓国で行われた特集上映で、ファンから贈られたイラストを手にする岩井監督(C)RVW フィルムパートナーズ

 本作は、SNSで知り合った青年と結婚したヒロイン・七海(黒木)が新婚早々夫に浮気された揚げ句、家を追い出され、苦境に立たされたことから結婚式の代理出席、月100万円を稼げる住み込みメイドなど、奇妙なバイトを始めるという物語。今回公開された予告編は、そんな差し迫った状況に追い込まれたヒロインがたどる、一筋縄じゃいかない運命を予感させる。

 1999年に『Love Letter』(1995)が韓国で140万人動員のヒットを記録するなど、日本のみならずアジアでも支持される岩井監督。先ごろ12月10日から20日にかけて日韓国交正常化50周年を記念した岩井監督の特集上映が韓国・ソウルで開催された際、上映会では監督が登場するだけで黄色い歓声に包まれるという人気ぶりだ。そしてこのほど、来年3月26日の日本公開に先駆け、3月中旬から韓国を皮切りに香港、台湾で順次先行公開されることが決定した(数字は配給調べ)。(編集部・石井百合子)

映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』は2016年3月26日より全国公開

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