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麻薬王の“裏の顔”に背筋が凍る!デル・トロふんする“南米のゴッドファーザー”

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裏の顔がこわすぎる…『エスコバル/楽園の掟』より
裏の顔がこわすぎる…『エスコバル/楽園の掟』より - (C) 2014 Chapter 2 - Orange Studio - Pathe Production - Norsean Plus S.L - Paradise Lost Film A.I.E - Nexus Factory - Umedia - Jouror Developpement

 世界7番目の富豪にまで上り詰めた実在の麻薬王、パブロ・エスコバルの光と影に迫るクライムアクション『エスコバル/楽園の掟』の予告編が公開され、体重を激増させて渾身の役に挑んだベニチオ・デル・トロふんするエスコバルの義理深い“表の顔”と背筋の凍るような“裏の顔”が披露された。

 本作は、コロンビアの麻薬密売組織メデジン・カルテルの創設者であるパブロ・エスコバルの光と闇に迫る犯罪ドラマ。世界的な富豪にまでなった伝説の男が築き上げたファミリーの栄光と、その背後に隠された過酷な犯罪の実態をあぶり出す。

 公開された予告編では、「南米のゴッドファーザーと呼ばれた男」というナレーションとともに、デル・トロふんするエスコバルの貫禄あふれる姿が映し出され、貧しい市民に寄付を施し、義理深いエスコバルの“表の顔”が紹介されていく。しかし、物語の鍵を握るもう一人の人物、『ハンガー・ゲーム』シリーズで一躍人気を博した若手俳優のジョシュ・ハッチャーソン演じるカナダ人青年のニックが、美女マリアと恋に落ち、エスコバルファミリーにかかわり始めると、エスコバルの恐怖の“裏の顔”があらわになっていく。

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 目隠しをされ車でどこかに連れていかれるニックがエスコバルから銃を渡される様子や、血で汚れた足を洗うエスコバルの部下など、ただならぬ緊張感にあふれる映像が続き、最後には静かに映される「神さえも従わせようとした男」の一文。残忍非道な悪人でありながら、なぜか人を惹きつける彼の存在感に引き込まれる。(編集部・石神恵美子)

映画『エスコバル/楽園の掟』は3月12日よりシネマサンシャイン池袋ほかにて全国順次公開

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