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藤田ニコル、高校生活に心残り「高3をやり直したい」

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卒業式に涙したことも明かした藤田ニコル
卒業式に涙したことも明かした藤田ニコル

 今春高校を卒業したモデル・タレントの藤田ニコルが18日、東京・SHIBUYA109で行われた「“初バイト”an『渋谷で黒板に卒業メッセージを書こう』イベント」に出席し、高校生活の心残りとしてスクールラブができなかったことを挙げ、「もう一回高3をやり直したい」と本音を漏らした。さらに、「今、好きな人もいるけど、その人が学校にいたらよかったなって。学校ならではのアタックができたのに。目の前で転んでみるとかね」と話していた。

 この日制服姿で登場した藤田は、「JKです。可愛いでしょ。見納めですよ」と笑顔を見せ、改めて「このたび高校を卒業できることが決まりました」と報告。「高校1年生はすごく青春をした。ディズニーに行ったり、学祭にも出たり」と学生らしい思い出を明かしつつ、学業と仕事の両立については「仕事が忙しくなってクラス変更があったりして、2年から学校に通うのが大変になった」と告白し、「(藤田がモデルを務める雑誌)『Popteen』の子も学校に行けていない子が多くて、そこが(『Popteen』の撮影現場が)青春の場でした」と振り返った。

 さらに、「でも、高校に行かせてくれたお母さんに感謝しています。卒業式はお母さんも泣いていました。わたしも在校生の言葉で泣きました」と語り、「学校には本当に行っておいたほうがいいと思います。行かないと大変なことになると思います。みなさんも人生をハッピーに過ごしてください」と高校生活の大切さを説きつつ、学生にメッセージを送っていた。

 イベントでは、藤田を描いた黒板のチョークアートが公開。デザインは、渋谷の象徴の一つである109のビルに藤田の顔が大写しになった広告が掲げられているというもので、藤田は「これはわたしの夢の一歩でもありますよ。本当にこの日になるのを楽しみにしています」とにっこり。最後にはイラストの横に「しぶやの平和を守る」と寄せ書きして、笑顔で会場を後にしていた。(取材・文:名鹿祥史)

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