『ハイ・ライズ』映画化はトム・ヒドルストンによって一気に進展していた!

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トム・ヒドルストン

 第15回トライベッカ映画祭出品作『ハイ・ライズ』(8月6日~日本公開)の主演トム・ヒドルストンベン・ウィートリー監督が、現地時間4月20日にニューヨークで行われたAOLのイベントに出席し、作品について語った。

映画『ハイ・ライズ』写真

 同作は、階級別の住居フロアに分けられたタワーマンションに引っ越したロバート(トム)が、そこで繰り広げられる出来事をきっかけに、住民同士のあつれきに引きずり込まれるというストーリー。映画『キル・リスト』の鬼才ベン・ウィートリーがJ・G・バラードの原作を基に映画化した。ジェレミー・アイアンズシエナ・ミラールーク・エヴァンスなど豪華なキャスト陣にも注目だ。

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 『ラストエンペラー』の製作者ジェレミー・トーマスが長年製作を望んできた本作。ベンは「実は原作が出版された1975年から、企画はずっとされていたんだ。僕はそんなことは知らず、ある日、本棚にあったJ・G・バラードの原作を見て、まだ映画化されていないと思っただけで今作に関わろうとした。その後エージェントを通してこの原作の映画化権を所有している人を探すように言ったら、それがジェレミー・トーマスであることがわかり、彼が40年かけて進めていた映画化が、僕が関わったことで一挙に進展した」と経緯を明かした。

ベン・ウィートリー監督

 ウィートリー監督とのタッグと原作について、トムは「バラードの執筆スタイルは、とても挑発的だと思う。彼自身は英国文化の中でアウトサイダーと感じていたのでは? 彼は英国人として上海で生まれ育ち、英国に戻ってきた時は15歳くらいだった。でも戻ってきた英国は第2次世界大戦後で、彼がそれまで書物で読んできた英国とは様変わりしていた。彼自身は親切で従順、そして洗練されていたが、最も優れていたのは彼の想像力で、彼はこの原作を通して英国の文化の実態を見抜いたのではないだろうか?」と彼なりの見解を語った。

 CGで作り上げたタワーマンションについて、ベンは「まず、人が住みたいと思うようなセクシーなタワーマンションを見せたかった。そこで原作が発表された当時の1970年代の不動産の広告を調べた。実際には、アイルランド北部にあるプールやジムなどのスポーツ設備が整った建物を使用した。そこにはテニスコートもあったが、スポーツが嫌いな僕は、そのテニスコートをアパートに変えてセットの一部にした。そのため、実際にマンションで撮影したスタジオのシーンとCGの部分が半々に分かれている」と答えた。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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