安藤サクラ、「一番カッコいい」ウエンツ瑛士を称賛!『ヨコハマメリー』監督11年ぶり新作

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ヘンリ・ミトワさんを演じるウエンツ瑛士(写真は2013年撮影のもの)

 ドキュメンタリー映画『ヨコハマメリー』の中村高寛監督およそ11年ぶりとなる最新作『ヘンリ・ミトワ 禅と骨』が27日、大分県由布市で開催された第41回湯布院映画祭で上映、本作に出演したウエンツ瑛士を、女優の安藤サクラが「カッコいい」と称賛する一幕もあった。

 昨年の釜山国際映画祭でワールドプレミア上映された本作だが、日本ではこの湯布院映画祭で初公開。2005年の『ヨコハマメリー』上映から11年ぶりに湯布院の地に立った中村監督は、「11年間頑張っていたんですけど、なかなか撮れず……。この映画も8年かかりました」とあいさつした。

 最新作は、アメリカ人の父と日本人の母との間に生まれた京都天竜寺の禅僧ヘンリ・ミトワさんを追ったドキュメンタリー。当時の写真、資料映像、アニメ、再現ドラマなどを交えたテンポの映像世界で、童謡「赤い靴」の映画化に情熱を燃やしたヘンリさんの実人生を時に赤裸々に、時に辛辣(しんらつ)に描き出す。

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映画祭参加者の質疑応答に聞き入る中村高寛監督

 劇中人物の言葉をなぞるように飛び出す字幕や、再現ドラマなどの演出を大胆に導入。編集を担当した白尾一博は「『ヨコハマメリー』の時も、詰め込みすぎ、テーマが絞れていない、情報量が多すぎるという批判があった。だったら字幕を入れて、あえてもっと情報量を増やしたものを追求してやろうと思った」と明かす。

 ナレーションは仲村トオル、再現ドラマでは、若き日のミトワさんをウエンツが、彼の母親を余貴美子が演じているのも注目のポイントだ。中村監督は「ミトワさんの若い時の写真を見て、ウエンツさんしかいないと。ドラマに関しては最初、他のスタッフから止められました。でも、それでもいい。この映画を描くためにはドラマが必要だと思って撮りました」と述懐。本作に出演する映画プロデューサーの増田久雄も「客観的にいち映画人として観ても、そういった手法をすごくうまく使っているなと拍手しました」と笑顔をみせた。

 この日の客席には、女優・安藤サクラの姿も。「監督のミトワさんに対するツンデレな感じが面白かった」と感想を述べると、ウエンツについて「バラエティー番組などでも一緒になったことがありますけど、今まで見た中で一番カッコいいなと思いました」と称賛する一幕もあった。本作は来年の公開を予定しているという。(取材・文:壬生智裕)

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