ノー特殊メイク!10代~50代の女性を尾野真千子が演じ分け

上は19歳の役、下は51歳の役 - 映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』より - (C) 2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会

 廣木隆一監督の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)で、女優の尾野真千子(35)が、一人の女性の19歳、27歳、51歳の3世代を演じ分け。自らの年齢とは違う役柄にふんする際には、特殊メイクなどを施される場合も多いが、今回彼女は特殊メイクに一切頼らずに演技でその違いを見せることに挑戦しているという。

【映像】動いている姿は…『ナミヤ雑貨店の奇蹟』予告編

 今回尾野が演じた女性・田村晴美は、自分を育ててくれた大叔母に恩返しをするために、昼は事務員、夜は水商売をしながら働く女性。どうやって恩返しをするべきなのか、彼女は「ナミヤ雑貨店」の店主に相談するが、実は晴美の悩みこそ主人公の敦也(山田涼介)たちの運命を変えるものだった……という物語のカギを握るキャラクターだ。

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 今回は事務と水商売を掛け持ちしている19歳の晴美、銀行の事務として働く27歳の晴美、女性実業家として活躍する51歳の晴美が登場するが、この演じ分けで特殊メイクなしに挑戦することをこだわったのはほかならぬ廣木監督だったという。

 廣木監督は「同じ人物が歳を重ねていったということがこの映画では大事だと思ったんです」と言うと、「ファンタジーの要素がある映画なので、特殊メイクをしてもいいかもしれませんが、やっぱり特殊メイクは見たらすぐわかりますからね。自然と歳をとったんだと感じさせることが大事だと思ったんです。90歳の役であれば特殊メイクをしたと思いますけどね」とその理由について説明する。

 一方でそのオーダーに応えることになった尾野は、「最初は大変だなと思いましたが、幅広い役を演じられるし、すごく楽しみでもありましたね」と女優魂に火がついていたよう。また「わたし自身はそんなに大変ではなかったです。それよりも、ヘアメイクさんや衣装係さんの準備が大変だったと思います。わたしはそれに乗っかっただけですね(笑)」と謙遜していたが、現場ではその演技力をを見事に発揮。本作のプロデューサーを務めたKADOKAWAの二宮直彦は「尾野さんは声色や歩き方を変えるなど、細かい芝居を随所に入れ込んでくれているんです」と彼女の演技の妙について語っていた。(編集部・井本早紀)

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