萩本欽一、自身のドキュメンタリー映画は「不愉快で観たくない」!?

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だました!?土屋敏男監督とだまされた!?萩本欽一

 かつて視聴率30%超えの番組を次々と世に送りだし、"視聴率100%男"と呼ばれたコメディアンの萩本欽一が16日、浅草公会堂などで開催中の「第10回したまちコメディ映画祭in台東」(通称:したコメ)内特別招待作品『We Love Television??』上映会に来場、自身の意志とは別に撮られたドキュメンタリー作品について冗談めかしながら「不愉快」と笑ってみせた。

【写真】欽ちゃん、浅草が似合ってる~!

 「電波少年」シリーズなど数々の人気番組を手がけ、バラエティー界を席巻した"Tプロデューサー"こと土屋敏男の初映画監督作となる本作は、土屋が「テレビってなんだろう、視聴率ってなんだろうということを探っていくと萩本欽一にいきついた」と評する萩本の番組制作に密着した「最初で最後の」ドキュメンタリー映画。観客の前で「正直言ってこの映画はあまり観てほしくない!」と切り出した萩本は、「ドキュメンタリー映画というのはまず『あなたを撮りたい』と言うことから始まると思うんですけど、この映画にはそれがないんですよ」とぶっちゃけた。

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 撮影中もドキュメンタリー映画を撮られているという意識はなかったという萩本。「大将(萩本)はいろいろなネタを考えているんだから、(土屋が渡した)カメラにしゃべってくれと言われた。どうせ俺が死んだ時に(土屋が所属する)日本テレビがそれを流そうとしているんだろうなと思ったの。だから僕がマスコミに言ってたのは、もしわたしが死んだら土屋さんのところに行けばいい記事が書けるよと。でもそれは死んでからなら大丈夫なことであって、今(映画に)使われるのは困る」と口をとがらせる。「怖いから観たくないし、本当に不愉快。これからも観るつもりはない。映画の舞台あいさつにも呼ばないでほしい。だから観た人も、どういう内容だったか言わないでほしい」と不敵な笑みを浮かべながら続けた。さらに「僕にとってはドッキリだから。“ドッキリメンタリー”で、こちらは困ったリー」と付け加え、会場を笑わせていた。

 また、「僕はね、タバコを吸っている時に本音を言ったりするの。テレビってタバコを吸うところはカットされるから」と話す萩本だったが、土屋は「そういうところもけっこう使っていますね」とこともなげにコメント。さらに「だいたいがタバコを吸ってるシーンでしたね」と明かす司会のいとうせいこうの言葉に、萩本も「本当にだまされましたよ。(配給の)日活の人にも、『よくこんなのにオッケーを出したね。あなたもだまされてるんじゃないの?』と聞いたら、『少しは』というんだからね」とあきれてみせた。

 そんなドキュメンタリー作品についていとうは、「僕はロングインタビューしたい人は誰ですかと聞かれたら、萩本欽一さんと言ってきたんです。でも土屋さんがやっちゃったから、これでいいやと思いましたね」と感想を述べていた。(取材・文:壬生智裕)

「第8回したまちコメディ映画祭in台東」は18日まで上野・浅草各所で開催中

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