山崎努、13年ぶり映画主演!「僕のアイドル」役に苦戦

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映画『モリのいる場所』で熊谷守一にふんした山崎努 - (C) 2017「モリのいる場所」製作委員会

 名優・山崎努(80)が、2018年に公開される映画『モリのいる場所』で、『死に花』以来13年ぶりに映画主演を務めたことが明らかになった。本作で山崎は「僕のアイドル」だという画家・熊谷守一にふんしたが、敬愛する人物を演じることの難しさは、関西弁にすれば「難儀やなあ、あかん」というほどだったという。

【写真】劇中と全然違う!普段の山崎努(写真左)

 監督・脚本を担ったのは『南極料理人』『横道世之介』などで知られる沖田修一。30年間もの間、ほとんど家の外へ出ることなく庭の生命を見つめ描き続け、97歳で没するまで生涯現役であり続けた伝説の画家・熊谷守一をモデルにしたオリジナルストーリーだ。彼のエピソードをもとに、晩年のある1日をフィクションとして描く。

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 撮影は、連日30度を超える猛暑の中で行われた。主演の山崎は、「正直、今回の役づくりは非常に大変だった」と明かす。「自伝、画文集等からキャラクターは理解している。写真も豊富にあって容貌も充分確認した。だがその姿がいきいきと動きを出してくれないのだ。とくに顔の表情。ほれている人、敬愛する大切な人を演じることがいかに難しいか、関西弁でつぶやけば『難儀やなあ、あかん』」とコメント。

 苦肉の策として「内面と外界を隔てる仮面。いつでもどこでもその面をつければモリカズとして通る符丁のようなお面」を被せることにしたといい、数々の肖像を確認して山崎が選んだのは“渋面”。「通常の演技は、表情の豊かさを目指すが、この映画では逆に表情の変化を殺すことにしたわけだ。なかなか厄介な、そして不安な試みだった。かくなる上は声のニュアンスも殺してしまえと、フラットなかすれた老人声にした。これは多少ヤケ気味。撮影の現場には何が起きるか予測不能の面白さがある。設計した仮面がどこかで外れてしまうことも秘かに期待していた。今、これを書いている時点で、僕はまだ撮られた映像を見ていない。依然不安は残っている」。

 そもそもの企画の始まりは2011年。山崎が『キツツキと雨』の撮影現場で、沖田監督に「こんな面白い、興味深い画家がいるよ」と熊谷を紹介したことがきっかけ。それから6年、山崎努=熊谷守一を念頭にストーリーを作り上げ、メガホンを取った沖田監督は「実在した画家である熊谷守一さんのイメージを追いつつ、また、離れつつ。この映画だけの“モリ”という役を山崎さんと作ることが、どれだけ大変で、楽しかったことか。僕にとっては、夢のような映画です」と語っている。(編集部・小山美咲)

※山崎の「崎」は「たつさき」

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