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「正直不動産2」キャストは?新キャラ続々【まとめ】

 大谷アキラ(漫画)。夏原武(原案)・水野光博(脚本)による同名漫画を、山下智久主演で実写化したドラマの続編「正直不動産2」(総合テレビ&BSP4Kで毎週火曜よる10:00~10:45・全10話)。不動産営業マンの主人公・永瀬財地の元上司・神木涼真をはじめ、一癖も二癖もある登場人物たちを紹介します。

 ひょんなことから嘘をつけなくなった不動産営業マン・永瀬財地とカスタマーファースト命の月下咲良の名コンビが活躍するコメディー。タワーマンション購入、家賃滞納、ワンルーム投資の落とし穴、狭小住宅など目からうろこの不動産情報を交え、永瀬に降りかかる試練の数々を描く。シーズン2では、永瀬がかつて自身を“ライアー永瀬”に仕立て上げた上司で凄腕の不動産営業マンと対峙。Z世代の“取扱注意”の後輩など新キャラクターが続々参戦する。

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登坂不動産

永瀬財地(ながせ・さいち/演:山下智久)

 かつて巧みな話術で登坂不動産の成績ナンバーワンの成績を誇り、“ライアー永瀬”の異名をとっていた。しかし、壊した祠(ほこら)のたたりにより突然嘘がつけなくなり、一転して正直営業に悪戦苦闘。嘘をつこうとするとどこからともなく風が吹き本音が飛び出すおかげで、当初は成績がガタ落ちするも次第に客の信頼を得て成約を勝ち取るケースが増えてくる。いまはおんぼろアパートで質素な生活を強いられているが、再びタワーマンションに住むのが目標。

月下咲良(つきした・さくら/演:福原遥

 永瀬の後輩。カスタマーファーストがモットー。まっすぐでひたむきな人となりが永瀬に大きな影響を与えた。過去に両親が不動産トラブルで離婚したことから、不動産で人を幸せにすることを目標に奮闘。永瀬の指導のもとたくましく成長し、月間成績では永瀬を抜くことも。ミネルヴァ不動産の花澤をライバル視しながらも尊敬している。

大河真澄(おおかわ・ますみ/演:長谷川忍

 営業部長。朝礼で社員に格言を言うのが好き。売り上げノルマで常に永瀬や月下に発破をかけているが、部下思いな一面も。登坂に常に昭和的言動とパワハラを諫められている。夫婦仲は微妙。永瀬の“本音”トークにふりまわされる。

十影健人(とかげ・けんと/演:板垣瑞生

 マダムの継孫で元ミネルヴァ社員。登坂不動産にやってきてからは、永瀬の部下となる。出世に興味がなく、プライベート第1。タムパ(タイムパフォーマンス)重視で残業は一切しないZ世代。誰にも媚びへつらうことなく、いい意味でも悪い意味でも怖いもの知らず。

藤原結弦(ふじわら・ゆづる/演:馬場徹

 課長代理。実利主義で超ドライ。地元の地主の息子で個人でも不動産経営をしている。登坂がその手腕を買ってスカウトし、永瀬と課長昇進を競う。地主仲間に顔が利くうえに営業がうまい。

黒須圭佑(くろす・けいすけ/演:松田悟志

 「お目が高い!」という口説き文句でお客を口説き落とす完全出来高制のフルコミッション契約。ナンバーワンにこだわり、永瀬の正直営業を敵視している。実家は愛媛で旅館を経営しており、経営が苦しいため仕送りもしている。

登坂寿郎(とさか・としろう/演:草刈正雄

 社員を厳しくも温かく見守る社長。かつては大手不動産会社のエリート社員だったが、上司がひっかかった地面師詐欺の責任を押し付けられて退社し、登坂不動産を立ち上げた。永瀬が不動産業界に身を置くきっかけとなった人物で、かつて永瀬の実家の任意売却(競売をせずに金融機関の合意を得て売却する方法)を担い、窮地を救った。腕時計のコレクションが趣味。社員にかける言葉はいつも端的で、重みがある。

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ミネルヴァ不動産

神木涼真(かみき・りょうま/演:ディーン・フジオカ

 元登坂不動産の営業マンで入社当時は成績が悪かったが、嘘をいとわない悪魔的な営業スタイルとなってからNo.1に。永瀬に営業のイロハを教え込んだが、バカンス中に永瀬に一度だけ成績を抜かれたことで退社。その後は不動産業界を退いて落ちぶれていたが街頭で鵤にスカウトされ、ミネルヴァ不動産に返り咲く。整形をしており、さわやかな笑顔と鮮やかな営業トークで客を魅了。時折タップを踏むこともある。

花澤涼子(はなさわ・りょうこ/演:倉科カナ

 部長。元大手ゼネコンの現場責任者。差別のある現場に嫌気がさしたところ、鵤が実力主義の不動産業界にスカウトされる。永瀬の正直営業に何度も煮え湯を飲まされているが、影響を受けている節も。神木にナンバーワンのポジションを奪われ、焦り出す。シングルマザーで息子と二人暮らし。お酒を飲むと明るく豪快なキャラクターに豹変する。

西岡将生(にしおか・まさき/演:伊藤あさひ

 営業マン。花澤に傾倒していたが、神木に弟子入りを申し出る。しかし、その悪魔的営業スタイルに腰が引けてくる。

東野芳樹(ひがしの・よしき/演:財津優太郎

 営業マン。花澤の下で西岡とともに営業をしていたが、神木に傾倒しつつある。

鵤聖人(いかるが・まさと/演:高橋克典

 社長。悪どい手段も辞さず、ライバルである登坂不動産をつぶそうと闘志を燃やしている。登坂がかつて勤務していた不動産会社を去るきっかけとなった地面師詐欺事件での因縁がある。登坂をつぶすため、かつてカリスマ営業マンだった神木涼真を探し出した。

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永瀬や登坂不動産を取り巻く人々

桐山貴久(きりやま・たかひさ/演:市原隼人

 元登坂不動産の営業マンでかつては永瀬とバチバチやり合っていたが、今では親友に。独立して名うての不動産ブローカーとなり、永瀬も羨むような大きな取引もしている。建築下請け業者社長だった父親が、違法建築の責任を取らされ自殺した過去を持つ。スウィーツ好き。口数少なく、クール。永瀬が窮地に陥った時に密かに救援を要請することがある。

榎本美波(えのもと・みなみ/演:泉里香

 登坂不動産が提携する光友銀行の融資担当。結婚相手への要望が高く、一度は永瀬をターゲットとして狙いを定めるも、永瀬の正直トークに激高し平手打ちをくらわせたことがある。秋田出身のおばあちゃんっ子。料理上手で秋田の地酒に目がない。

愛原真耶(あいはら・まや/演:松本若菜

 光友信用保証の幹部社員。榎本の先輩で「鬼軍曹」と呼ばれるキャリアウーマン。同期のトップで関連会社の役員に抜擢されている。忖度無し、物怖じしない美波を気に入り相談によく乗っていた。ある年のクリスマスイブを一緒に過ごすも、レストランで永瀬が暴走。永瀬を「二度と会わない男リスト」に入れていた。

マダム(演:大地真央

 大地主で豪邸に住む登坂不動産の太客。かつては銀座の高級クラブのホステスとして働いていた年齢不詳の美魔女。過去に登坂と鵤から同時期にプロポーズを受けたことがある。継孫にあたる十影には甘い。

石田努(いしだ・つとむ/演:山崎努※崎は「たつさき」)

 永瀬がサブリース契約を進めた和菓子職人。新商品がバズり、今や人気インフルエンサー。永瀬は石田家の土地にある祠を壊して嘘がつけなくなったこともあり、祟(たた)りのことを相談できる唯一の存在でもある。名言多数。

(C)NHK

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