菅田将暉、韓国でも超人気!会場の9割が女性

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2年ぶりに釜山入りした菅田将暉

 現地時間14日、第22回釜山国際映画祭の「アジア映画の窓」部門で『あゝ、荒野』が上映された。ダブル主演を務めた菅田将暉ヤン・イクチュン、そして岸善幸監督がヘウンデビーチに設置された野外ステージのBIFF Villageでのトークイベントに登壇した。

【写真】菅田将暉、シックなスーツで登場!黄色い悲鳴巻き起こる

 『あゝ、荒野』は、歌人、劇作家の寺山修司の長編小説を、菅田将暉と『息もできない』のヤン・イクチュンのダブル主演で実写映画化。ボクシングを通じて孤独に打ち勝とうとする二人の男の青春を描く。前篇と後篇の2部構成となっている。

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 夕刻に行われたイベントには、土曜日ということもあり若い女性たちを中心に多くの人たちが会場を埋め尽くしていた。司会が登壇者を紹介しようと「菅田将暉」と言っただけで会場からは大歓声が起こり、道行く人たちが振り返るほど。定刻を少し過ぎてから始まったイベントで監督は、「ヤン・イクチュンと菅田将暉くんとでとても激しく面白い映画を撮りました」と挨拶。イクチュンは、「日本の方たちが多いのでしょうか? ぜひ映画館に足を運んで観てください。5時間ほどかかりますが(笑)」と会場を沸かした。続いて『ピンクとグレー』で釜山入りして以来2年ぶりとなる菅田が、「アンニョンハセヨ」と挨拶。途端に鳴り響く黄色い歓声の中、「前回は奇抜な格好で来たので、今年はシックなスーツで大人になって戻ってきました。大人の映画を楽しんでください」とユーモアを交えて挨拶した。

菅田将暉&ヤン・イクチュン&岸善幸監督

 近未来を設定にしたことについて監督は「原作は50年以上も前に書かれたものですが、現在にも通じる内容です。また、原作者の寺山修司は当時の若者の教祖のようなアイドルのような存在でしたから、ぜひ現在の若者に観てほしく、設定を近未来にした」と明かした。

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 役どころについて聞かれたヤンは、「自分の性格は臆病で繊細、ウサギのような性格なので、わたしが演じた『バリカン』と一緒です」と述べると、菅田が「絶対ウサギじゃないでしょ、野生のブタとかでしょ、というかゴジラでしょ!」と突っ込み、二人の仲の好さを垣間見せた。

 続いて上映後に行われた観客とのQ&Aイベントにも登壇した。エンドクレジットが終わり、3人がスクリーン前に登場すると、「かわいい!」との声とともに、ここでも悲鳴のような歓声が起こった。前篇と後篇を続けて観た観客に対して菅田は、「みなさん、今、観てくださったんですよね。よくぞ6時間……、帰ることなく観てくださって本当にありがとうございます」と感謝を述べた。その言葉を受けてヤンが「映画1本分のチケット代で2本の映画が観れたことになりますね、お得な映画です」と続け、会場に笑いが起こった。

 言葉が違う国の俳優が同じ映画に出演することについて聞かれたヤンは、「コミュニケーションは言葉だけではないと思います。作品を通してのつながりがありましたし、翻訳された脚本もいただき、通訳もいたので、難しいことはなかったです」と撮影時を振り返り、言葉が違っていても目指すところが同じであれば難しいことはなかったと答えた。

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 映画のテーマでもある「絆」について聞かれた菅田は、「絆……、うーん、絆って何なんでしょうね、僕とヤンさんとは、住んでいる国も言葉も違いますけど、会えば自然に笑顔になるし、元気かなって心配もします。そんな感じで十分なんじゃないかと」と人間同士の温かさがあればいいのではないかと答えた。

 映画の中には対照的なものが多く登場していることについて監督は、「イクチュンさんが演じた“バリカン”は言葉を流暢に話せない、つまり言葉でコミュニケーションを取れない人であり、菅田くんが演じる新次は言葉よりも先に手が出てしまうという暴力性を持っている人です。単純に対照的というわけではなく、(2人には)実は共通していることがある。それは人とのコミュニケーションを取ることが苦手ということ。つまり表面的には対照的なのですが、根元にあるものは同じなのです」と演出意図を語った。

 最後に菅田は、「みなさんからの質問の内容にとても驚いています。映画をしっかり観てくださった上での聞きたいことを投げかけてくれるんですね。韓国の女性は知的なんだなと思いました」と感想を述べ、文化の違いがあるからこそ映画と人とのいい距離感があることを実感したとのこと。「また釜山にまた戻って来たい」との思いを新たにしたとの言葉で締めくくり、観客の9割ほどが女性だった会場を後にした。(取材・文:芳井塔子)

第22回釜山国際映画祭は10月21日まで開催
『あゝ、荒野』前篇は上映中、後篇は10月21日より公開

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