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SWファン“最後の”日劇に集結!聖地愛に沸く

フォースを感じる“最後の”日劇にて
フォースを感じる“最後の”日劇にて

 2018年2月の閉館がアナウンスされているTOHOシネマズ日劇で14日18時30分、映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』前夜祭特別上映が行われ、大勢のスター・ウォーズファンがカウントダウンとともに日本最速上映となる本編を楽しんだ。

聖地・日劇で盛り上がるSWファンたち!祭りだよ

 SF映画の金字塔『スター・ウォーズ』(以下SW)シリーズ、全世界待望の最新作の公開を待ちきれないファンのために、全国公開(12月15日)に先駆けて開催された本イベント。全国32劇場の各1スクリーン限定で、「カウントダウン特別映像」と「日本最速上映の本編」というスペシャル構成となっている。早くも世界中を魅了する『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』をいち早く鑑賞できるのは、全国で1万3,537人(席)のみ。

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 中でもTOHOシネマズ日劇は、すべてのSWのエピソードを上映してきた“SWの聖地”(前身となる「日本劇場」時代を含め)。劇場にはこの地で新作を観たい、というファンが多数集結した。中にはチケットを取れなかったが、それでもこの世紀の瞬間に立ち会いたいという「見送り部隊」も多数来場。会場は大いに盛り上がった。

 この日の行列の先頭は、朝8時から並んでいたというSWファンの男性。現在のTOHOシネマズ日劇は座席指定となっているため、本来ならば並ぶ必要はないのだが、「並ぶことこそスター・ウォーズの醍醐味(だいごみ)」と語る男性は、「楽しい仲間との時間だから、並ぶのは苦じゃないです。待っている時間で映画がさらにいとおしくなって、特別な瞬間になる。だから集まるんです。昔は徹夜してならんだこともありますよ。日劇に愛着あるのでさびしいですね」と本劇場の閉館を惜しんだ。

 また、アミダラ女王のコスプレをした女性は「SWは母から勧められて好きになりました。一度、日劇に来たいと思って来ました」とコメント。提督のコスプレ姿をした男性は「日劇は、1999年のエピソード1の時にもこういった形で盛り上がっていました。世代が変わってもこうやって盛り上がることができるのは本当にうれしいこと。だからもうここで盛り上がることができないのはさみしいですね」と続けた。

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 会場にはダース・ベイダー、チューバッカ、レイア姫、ルーク・スカイウォーカーといったおなじみのキャラクターはもちろんのこと、新シリーズから登場したカイロ・レン、レイ、ポー・ダメロン、BB-8、そして最新作に登場するポーグなどのコスプレ姿を披露するファンが多数来場。

 そしていよいよ18時半。会場中にライトセーバーの光がともされ、幻想的な雰囲気が会場を包み込む中、ライアン・ジョンソン監督、プロデューサーのキャスリーン・ケネディ、そしてマーク・ハミルらによる特別映像が映し出されると、会場は大歓声。そしていよいよカウントダウン。会場中の「ゼロ!」のかけ声とともに、スクリーンに「ルーカス・フィルム」のクレジットが映し出されると、一気に熱狂に包まれる会場内。世紀のお祭りがここ“最後の”日劇でも始まった。(取材・文:壬生智裕/香取亜希)

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日より全国公開

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