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大人の「いい加減」のススメ!中井貴一&佐々木蔵之介の持論

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こんな素敵な大人になりたい…! - 撮影:日吉永遠

 国宝級の利休の茶碗をめぐる壮大な(?)騙し合いを描く、大人による大人のためのコメディー映画『嘘八百』(1月5日公開)で、タッグを組んだベテラン俳優の中井貴一佐々木蔵之介が、年をとることの意味と価値について持論を展開した。

心温まるほんわかコメディー『嘘八百』予告編

 劇中では、実力はあるのにくすぶっている古物商と陶芸家にふんした2人だが、現実では日本映画に欠かせない実力派俳優としてともに充実した活躍を見せている。日々アグレッシブなその極意を聞くと、中井は「僕の場合、人生は残りがあと2~30年なんだから、くよくよしててもしゃーないでしょ、明るくいこうって思うんです」ときっぱり。大人の恋愛を描いて大ヒットした過去の出演ドラマのセリフを引き、「よく長く生きてこられたねって意味で、20歳の誕生日より、50歳の誕生日を盛大に祝うべきだと思います」と独自の論を展開した。

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 一方、今年2月に50歳になる佐々木は「盛大に祝ってください」と笑いながらも、“生まれてから半世紀”に意識の変化などはまったくないと証言。それに対して中井は「僕も全然なかったけど、それでも50歳は区切りだと思うよ」とアドバイスする。「50歳って、山の頂上に登りきって、全部が見渡せる感じがします。そうすると、必然的に自分の最期の地点も見えてくる。40代まではまだ登ってる最中だから気づかないけど、『あー、あそこだ、俺の最期』ってわかってくるんです。そうすると、そこまでの計算を必然的に考えますよ」と、自身の6年前の経験をふまえて佐々木に説いた。

 すると佐々木は「僕にはどんなものが見えてくるんやろ」とワクワクした様子。「確かに、年をとったことで、忘れたり諦めたりできるようになったのは良かったことですね」とうなずく佐々木に中井も同意し、「年をとると『いい加減』になってきますよね。その『いい加減』は、『よい加減』ということです。経験を積んできたおかげかなって感じがします」とほほ笑み合っていた。(取材・文:早川あゆみ)

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