コリン・ファース版パディントン、すっごく落ち着いていた

ベン・ウィショーとコリン・ファース
ベン・ウィショーとコリン・ファース - Pascal Le Segretain / Getty Images

 実写映画『パディントン』シリーズのプロデューサー、デヴィッド・ハイマンが取材に応じ、もともとパディントン役にキャスティングされていたが降板したコリン・ファースや、彼の後を継いだベン・ウィショーについて語った。

ベン・ウィショー版パディントン!『パディントン2』本編映像

 誰よりも早く自分の声がパディントンに合っていないことに気付いており、自ら「本当に僕でいいと思う?」と切り出してくれたというコリン。ハイマンによると、正式にコリンの降板が決まったのはすでに撮影も編集も済ませ、パディントンのアニメーションも作り始めた段階だったという。「だから、ベンはかなり遅い段階で本作に参加することになったんだ。(製作・配給の)スタジオカナルがとても協力的でラッキーだった。僕たちはパディントンの唇の動きや、アニメーションをやり直さなくてはいけなかったから。二人は違うからね」。

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 実際コリンの声を基に作られたパディントンは今とは随分違い、「椅子に深く腰掛けたような、すっごく落ち着いた感じのパディントンだった」とのこと。もう少し少年のような声を、ということで選ばれたベンについてハイマンは「ベンの声で素晴らしいのはカチッとはまっていなくて、ちょっとズレている感じのところ。若々しい、跳ね回るような感じがあって、それはパディントンにぴったりだった」とたたえる。「彼は素晴らしい。とても繊細で、協力的で、スウィートで、ちょっとズレている。いい意味でね。とてもオリジナルなんだ。それがパディントンというもの。彼はオリジナルなクマで、ちょっと僕たち自身っぽい。ちょっとアウトサイダーで、ベンもそうなんだ」。

 第1作が大絶賛されたことはハイマンとポール・キング監督にとって「幸せな驚き」だったという。「僕はとても批判的なんだ。『映画を終える』ということはなく、ポールもそうなのだが、一緒にいると第1作を頭の中で再び編集してしまうんだよ。どうすればもっと良くできたかというのが見えてしまうから、『終える』ということはない。公開するために『引き離されてしまう』という感じかな。ポールと僕は何がうまくいかなくて、どうすればよかったかということにたくさん気付いていたから、こんなに温かく歓迎してもらえて本当に驚いたんだ」とほほえんだ。

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 自分とは異なる人を受け入れることは、その人の人生をより豊かにすると描いた前作。それに続く『パディントン2』(現在公開中)もとびきりポジティブ&チャーミングに今の時代にふさわしいメッセージを伝えている。「前作のキャストはみんな戻ってきて、新しいキャラクターも増えた。なぜならこの映画はコミュニティーについての映画でもあるから。コミュニティー、団結すること、そして他人のいい面を探すというテーマだ。パディントンは人々の中に可能性を見る。だから人々は自分のいい面に気付くことができる。これは世界に提示するのに素晴らしいメッセージだと思んだ」。(編集部・市川遥)

映画『パディントン2』は公開中

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