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ゴジラに出演した高嶋政宏、イジられまくった当時を述懐 日劇の閉館イベントで舞台あいさつ

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当時の思い出を語った高嶋政宏

 3日、閉館が決まった「TOHOシネマズ日劇」で映画『ゴジラVSメカゴジラ』が上映され、舞台あいさつに出席した主演俳優・高嶋政宏が同作の思い出を振り返った。

"ゴジラ俳優"高嶋政宏、思い出の地・日劇の閉館イベントで舞台あいさつ 画像ギャラリー

 2月4日をもって閉館する「TOHOシネマズ日劇」。フィナーレとなる特別上映イベント「さよなら日劇ラストショウ」では、およそ85年もの歴史を誇る同館(前身となる”日本劇場”時代も含む)の歴史を振り返る機会となった。今回上映されたのは、1993年の映画『ゴジラVSメカゴジラ』。この日は大河原孝夫監督、富山省吾プロデューサーも来場し、当時の思い出話に花を咲かせた。

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 およそ600人の観客で埋まった会場内にやってきた高嶋は、「ムービーモンスターシリーズ ミレニアムゴジラ さよなら日劇ラストショウver.」と題した、本イベントでのみ発売される1,000個限定ゴジラのフィギュアを手に来場。思い出の地・日劇での舞台あいさつに「今日はこんなに大勢集まっていただいてありがとうございます。何度もこういうイベントに声をかけていただいていたんですが、いつも他の撮影とぶつかってしまって。ようやくここに戻ってこられてうれしいです」と感激の表情を見せた。

 撮影時の思い出を尋ねられた高嶋は、「結局、東宝で撮るゴジラ映画は、イコール黒澤明監督だけがいらっしゃらない、黒澤組なんですよね」とコメント。それだけに同作のスタッフは高嶋に対しても容赦なかったようで、「スタッフさんから『高嶋、今川焼きを買ってこい』と言われたので、買ってくると『みんな、高嶋ちゃんから差し入れだぞ』と言われた」「東宝の映画は夜なのに昼くらいの明るさの照明なのですごい熱を持つ。そこでさつまあげを焼いて食べさせてくれた」「今は禁止ですが、当時はスタッフルームで酒を飲むことができたので、『高嶋、女といちゃつくんじゃないぞ』と身に覚えのないことでからまれた」「サインを書いてやってくれと頼まれたので書いたら、仲代(達矢)さんはそんなにたくさん書かなかったぞ。だからお前はダメなんだと言われた」等々、スタッフから受けた洗礼の数々を紹介。「今、考えると最高の思い出ですね」と笑って見せた。

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 さらに「もちろん今でもそういうスタッフの方はいると思いますが、当時はスタッフ全員がセリフを覚えていた。だからカメラをレールで動かしても、どこのセリフのタイミングで(カメラ移動の)テンポが良くなって、どこでストップするかなどが分かっていたから絶対に失敗しなかった。あの技術、すごいですね」と述懐する高嶋に、大河原監督も「(レールを)ベストのタイミングでストップするというのは、言うのは簡単ですが、本当に難しいんですよ」とその意見に同意した。

 そして最後に「いまだに海外に行っても、ゴジラ映画に出たことがあると言ったら、『すごいな、お前』と言われます。ですから未来永劫(えいごう)続くようお願いします」と高嶋が呼びかけると、会場からは拍手が。さらに会場に向けて「この映画の後、(ヒロインの)佐野量子さんは(競馬騎手の)武豊さんと結婚します」と豆情報をレクチャーすると、「僕の自慢は彼女から年賀状を今でももらっていること」(富山プロデューサー)、「僕は佐野さんの結婚式に呼ばれましてね」(大河原監督)となぜか佐野との交流・自慢合戦が始まり、会場は笑いに包まれた。(取材・文:壬生智裕)

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