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スキャンダルで物議醸したベルルスコーニ元首相描く新作、北米配給へ

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伊の元首相シルヴィオ・ベルルスコーニを演じるトニ・セルヴィッロ
伊の元首相シルヴィオ・ベルルスコーニを演じるトニ・セルヴィッロ - Ernesto Ruscio / Getty Images

 数々のスキャンダルで物議を醸したイタリアの元首相シルヴィオ・ベルルスコーニ氏を題材にしたパオロ・ソレンティーノ監督の新作『ロロ(原題) / Loro』の北米配給権を、サンダンス・セレクトが獲得したと The Hollywood Reporter ほか複数メディアが報じている。

ベルルスコーニ元首相【写真】

 本作は、世界有数の資産家の一人で、イタリアの元首相シルヴィオ・ベルルスコーニ氏が、未成年者買春や職権乱用の罪で起訴されることになったハーレム・パーティー「ブンガブンガ」と、その裁判を描いた注目作。

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 主演には、映画『ゴモラ』『眠れる美女』などに出演し、ソレンティーノ監督とも『グレート・ビューティー/追憶のローマ』『イル・ディーヴォ-魔王と呼ばれた男-』でタッグを組んだトニ・セルヴィッロが挑戦している。

 ソレンティーノ監督は、カンヌ国際映画祭の審査員賞を受賞した映画『イル・ディーヴォ -魔王と呼ばれた男-』でも元イタリア首相ジュリオ・アンドレオッティ氏を描いており、今作も期待される。まずはトロント国際映画祭で、北米プレミアが行われることになっている。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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