内田裕也、亡き妻・樹木希林との最後の共演作を鑑賞 動揺と感謝

亡き妻との最後の共演作を語る内田裕也
亡き妻との最後の共演作を語る内田裕也 - (C)京都国際映画祭

 ロック歌手の内田裕也が14日、「京都国際映画祭2018」内で開催された『転がる魂・内田裕也 ザ・ノンフィクション』トークショーに登壇し、同作のナレーションを担当し、先月亡くなった妻・樹木希林さんへの思いを語った。

【画像】本作のナレーションを担当した樹木希林さん

 本作は、2018年7月、8月にフジテレビの番組「ザ・ノンフィクション」枠で放送されたものに、一部手を加えたドキュメンタリー作品。ライフワークとしてステージに立ち続けてきた「ニューイヤーズワールドロックフェスティバル」の記念すべき45回に挑む内田の1年間に、40年来の親交がある映画監督・崔洋一が密着した。

 この日の内田は、黒のスーツから真っ赤な靴下をのぞかせ、ノリノリの音楽に身を躍らせながら“ロック”全開で登場。開口一番、「2階で崔監督と照れながら拝見させていただいて、日本では珍しいドキュメンタリーだったと感心しました。ありがとうございました」と挨拶すると、客席からは「裕也!!」と歓声が上がった。「今日、ちょっと声が出にくい状態ですが、一杯飲めば治ると思う」と裕也節も飛び出した。

 本作のナレーションは、先月亡くなった内田の妻・樹木希林さんが担当。内田は、「樹木希林さんが出ていましたので動揺を隠せなかったんですが、一緒にスクリーンに出てくれて嬉しかったです。ありがとう」と亡き妻への思いを吐露。崔監督は、「希林さんにとって最後のナレーションになった作品。声を録った時も、スタジオで『私の最後のナレーションよ』と機嫌よく出て行ったことを覚えています」と声を詰まらせた。

 最後に崔監督は、「世界の矛盾を言葉にしろといえば、内田裕也ですと言った樹木希林さん。名実ともに転がっていく一つの人間の魂が、内田裕也の中で作り上げられ、それを内田裕也が壊していく。それは進化です。常に刃を剥きつつ、稀有なロックミュージシャンであります」と語り、内田は「また京都に必ず来たいと思います。自分のポリシーと夢を曲げずにやり続けたいです」と一言。「ロックンロール!」と発して舞台を後にした。(取材・文:森田真帆)

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