新田真剣佑、俳優業のモチベーションは「ゴールがないこと」

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「難しい役だった」と吐露した新田真剣佑 - (C) 2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会

 映画化決定の報道以来、反響を呼んでいる『十二人の死にたい子どもたち』(1月25日公開)。若手キャストたちのなかでも、ひときわ注目を浴びているのが、実力派俳優・新田真剣佑だ。医療関係に詳しい推理好きな少年・シンジロウを演じ、題材を含め「とても難しかった。新しい体験だった」と振り返る新田が、役に挑む姿勢や俳優業へのモチベーションを語った。

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 見知らぬ十二人の未成年たちが集団安楽死を求めるというショッキングな題材を描いた冲方丁のサスペンスを、鬼才・堤幸彦監督が映画化した本作。杉咲花北村匠海高杉真宙黒島結菜橋本環奈ら若手俳優たちが勢ぞろいする密室サスペンスは、センセーショナルな内容と共に、それぞれの演技合戦も注目される。

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 新田も、念願だった堤組参加への喜びと共に「若手俳優だけが集まる作品はあまりないので、芝居だけで勝負する集団のなかに身を投じられるのはすごく楽しみでした」と同世代の俳優たちが、ほぼワンシチュエーションのなか、じっくりと芝居を繰り広げられることに興奮したという。

シンジロウにふんした新田真剣佑 - (C) 2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会

 新田演じるシンジロウは、十二人それぞれがさまざまな“安楽死したい理由”を持ち、それが徐々に明らかになっていく展開を導くキーパーソンだ。それだけに“受けの芝居”が非常に重要になってくる。「予想もしない芝居が来るので、すごく楽しかった。僕も作り込まず、来た芝居に対して、いろいろな返し方があるので、しっかり反応できるように、引き出しを増やして挑みました」と瞬発力をフルに発揮して勝負したという。

 十二人のなかには初共演の俳優もいれば、北村のように過去に共演経験のある人もいる。「匠海に関しては、すごく信頼できるなと再確認できました。安心して芝居ができる相手です。初共演の方々も、みなさんすごく考えて芝居をされていて、すばらしかったです」と賞賛する。

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 取材中、何度もシンジロウについて「難しい役だった」と吐露した新田。映画・ドラマなどへの出演が続き、キャリアを重ねてきたが「まだまだ芝居をしていて腑に落ちないというか、どこか違和感を持ってしまうことが多い」という。担う役は「自分が一番理解しているべき」と持論を展開するが、「ほどいてかみ砕いても理解するのが難しい役もある」そうだ。

 自らの実力が追いついていないと感じる役に挑むとき「役にやられないように、役に倒されないように」と懸命に向き合う。ときには倒されてしまいそうになることもあるようだが「ゴールがない難しい職業だからこそ、やり続けていきたい」と思えるのが俳優業へのモチベーションだという。

 さらに、本作の堤監督をはじめ、映画の世界には「隠れた魅力」を持つ人がたくさんいる。自分が持ち合わせていない“魅力”を持つ人に出会うことが、新田にとってはなにごとにも代えがたい刺激的な出来事のようだ。

 映画には「果てしない魅力がある」と語った新田。2019年も「一つ一つ目の前にある仕事に向き合いながら、どんどん新しい役に挑戦していきます」と誓いを立てていた。(取材・文:磯部正和)

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