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『万引き家族』アカデミー賞外国語映画賞ノミネート!日本映画10年ぶりの快挙

第91回アカデミー賞

日本映画10年ぶりのノミネートとなった『万引き家族』
日本映画10年ぶりのノミネートとなった『万引き家族』 - (C) 2018『万引き家族』 製作委員会

 現地時間22日、第91回アカデミー賞の候補作が発表され、是枝裕和監督の『万引き家族』が外国語映画賞にノミネートされた。日本映画の候補入りは、2009年に同部門で受賞した『おくりびと』以来、10年ぶりの快挙となる。

【画像】松岡茉優、『万引き家族』カンヌ会見で突然の涙…

 『万引き家族』は、東京の片隅で生活のために犯罪を重ねる一家の姿を通して、本当の家族の絆を問う人間ドラマ。昨年の第71回カンヌ国際映画祭において、日本映画として21年ぶりに最高賞パルムドールに輝いた。昨年9月に亡くなった樹木希林さんほか、リリー・フランキーさん、安藤サクラさん、松岡茉優さん、子役の城桧吏くん、佐々木みゆちゃんらが出演。日本では累計興行収入45億円(興行通信社調べ・推定概算)を突破する大ヒットを記録し、15日に発表された第42回日本アカデミー賞では、最多13の優秀賞を獲得している。

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 パルムドール受賞の勢いを受け、アカデミー賞前哨戦でも注目を浴びており、第44回ロサンゼルス映画批評家協会賞で外国語映画賞を受賞。また受賞は逃したが、第76回ゴールデン・グローブ賞でも、邦画の実写作品として28年ぶりに外国語映画賞にノミネートされており、『おくりびと』以来となるオスカー獲得への期待が高まる。

 同部門ではそのほか、アルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA/ローマ』(メキシコ)、『COLD WAR あの歌、2つの心』(ポーランド)、『カペナウム(英題) / Capernaum』(レバノン)、『ネバー・ルック・アウェイ(英題) / Never Look Away』(ドイツ)などがノミネートされた。(編集部・入倉功一)

第91回アカデミー賞授賞式は、2月25日(月)午前8時30分よりWOWOWプライムにて生中継

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