S・キング『ペット・セマタリー』、監督らが製作秘話を明かす

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共同監督のデニス・ウィドマイヤー(左)とケヴィン・コルシュ

 ホラーの巨匠スティーヴン・キングの人気小説を再映画化した注目作『ペット・セマタリー(原題)/ Pet Sematary』について、共同監督のデニス・ウィドマイヤーケヴィン・コルシュが、4月3日(現地時間)、ニューヨークのAOL開催イベントで語った。

【動画】映画『ペット・セマタリー(原題)』海外版予告編

 本作は、死者をよみがえらせることのできる伝説の墓地「ペット・セメタリー」をめぐる怪奇を描いたホラー。静かな暮らしを求め、メイン州の小さな田舎町に引っ越してきたクリード一家は、猫のチャーチと共に、新天地でごく普通の暮らしを送っていた。だがある日、トラックにはねられたチャーチを隣人の勧めで、裏山にある動物の墓地「ペット・セメタリー」に埋めたところ、蘇生してしまい、さまざまな恐ろしい出来事が巻き起こる。映画『ホリデイズ』(日本劇場未公開)のウィドマイヤー監督とコルシュが監督をメガホンを取った。

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 今ではカルトクラシックとなっている1989年公開のオリジナル作品。スティーヴン・キングの原作を脚色したものは、このオリジナル映画としてすでに描かれているため、今作では何か新しいものを提供し、観客には新たな鑑賞体験もしてもらわなければいけないと思ったとコルシュ監督は語る。「ただ、新しいものを提供したくても、原作からかけ離れ過ぎてもいけない。スティーヴン・キングのファンにも、今作を通してちゃんと原作を感じ取ってほしいんだ」

 俳優たちの演出については「僕らはパートナーとして、自然にタッグを組んできたから、俳優を演出するときも、二人とも俳優のもとに立ち寄って、みんなで議論することが多いんだ。それに自分の答え(演出)が正しいとは思っていないから、まだ現場での議論の余地があるんだ」とコルシュ監督。対するウィドマイヤー監督も「僕らが議論するのは、あるアイデアに反対しているからではなく、みんなで正しい答えを見つけようと思っているからなんだ。俳優も一度そのやり方を理解すると、みんなでベストのアイデアを見つけることができるんだよ」と説明した。劇中、一家の主である父親ルイス役ジェイソン・クラークが涙を流すシーンでは、その必要性について、彼らとジェイソンで20分話し合いをしたそうで、最終的に、ジェイソンが涙を流すことにみんなが納得して、その決断を下したそうだ。

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 本作に登場する猫のキャスティングについて、ウィドマイヤー監督は「オリジナル映画では、ブリティッシュショートヘアを使っていたんだ。それは、猫の名前チャーチの由来が元英国首相ウィンストン・チャーチルの名前を短縮して呼んだものだからだった。でも原作では、アメリカンショートヘアの猫なんだ。そこで、僕らは原作のハードカバーに載っている猫の絵に回帰してみた。ただ、実際に映画を撮影するには、同じ色の猫を4~8匹探さなければいけないから、猫のトレーナーを雇ったよ。彼らはアニマルレスキューから猫たちを探し出してくれて、最終的に2、3か月もトレーニングしてくれたんだ」と明かした。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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