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福原遥、待望の殺人鬼役に驚きと喜び!キレイに殺す姿の表現に苦戦

ピンクの妖精かな…? 福原遥
ピンクの妖精かな…? 福原遥

 女優の福原遥が7日、都内で行われた映画『羊とオオカミの恋と殺人』完成披露上映会に登壇。美しき殺人鬼という強烈キャラクターを演じた福原だが、実は殺人鬼役は待望だったようで、その顔は喜びに満ちていた。この日は、杉野遥亮江野沢愛美江口のりこ朝倉加葉子監督も来場した。

【写真】杉野遥亮&福原遥の笑顔満開!

 コミック「穴殺人」(作者:裸村)を基にした本作は、自殺願望があるニートの男の子・黒須(杉野)と、殺人鬼の美少女・宮市(福原)の異色カップルが贈るスプラッター・ラブコメディー。

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 福原はオファー時を振り返り、「ちょうどその時期に殺人鬼をやりたいと話していたので、こんなすぐにできるんだ! とビックリしました。うれしかったです」とにっこり。しかし、殺人シーンは「コンテンポラリーダンスみたいに舞うようにキレイにやってほしい」と朝倉監督に言われたため、「キレイに殺していく姿を表現することには苦戦しました」と明かすと、アクション(殺陣)の練習に3か月ほど費やしたことも語っていた。

 一方、福原とダブル主演を務める杉野はこれが映画初主演となるが、主演というポジションは意識せず、「今までいろんな人の背中を見てきたので、自分なりの居方ができればなと思っていた」と回顧。朝倉監督の「しっかりしたドラマにしたい」という狙いに応えるためにも、「ファンタジーに寄らないように、リアルに寄せていくこと」に注力していたことを打ち明けた。

 その朝倉監督のこだわりによりハードな撮影が続き、杉野は膝立のまま睡魔に襲われ、ついには「立ち膝寝」をしてしまったのだとか。福原から「起きて、本番だよ! なんで寝てるの?」と起こされたそうで、杉野は「気絶なんですかね? どっか行っちゃってた」と照れ笑い。ところが、それは本番前に限らなかったようで、福原は「本番中も……」と、カメラが自分に向いていない時も寝ていたことを暴露し、杉野を赤面させていた。(取材:錦怜那)

映画『羊とオオカミの恋と殺人』は11月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国順次公開

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