福原遥、倍賞千恵子との共演「一生の宝物」 大ヒット作『あの花』続編完成に喜びと感謝

俳優の福原遥が6日、丸の内ピカデリーで行われた映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』完成披露試写会に、細田佳央太、出口夏希、井之脇海、倍賞千恵子、原作者の汐見夏衛氏、新城毅彦監督と共に登壇。福原は777本のゆりの花に囲まれた舞台あいさつで、前作の大ヒットに感謝を述べていた。
本作は、汐見夏衛の小説を実写化したファンタジーロマンス『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編。現代から1945年にタイムスリップした女子高生の百合(福原)は、混乱していたところを特攻隊員の彰(水上恒司)に助けられ、恋に落ちる。戦場に飛び立つ彰を止めることができずに現代へ戻った百合は、7年後に彰の夢でもあった教師に。慌ただしい毎日を過ごす彼女の前に、ある人物が現れる。
前作は、公開後大きな反響を呼び、興行収入45億円を突破する社会現象を巻き起こした。この日のイベントは、福原演じる主人公の名前である“ゆり”の花が777本も劇場を埋め尽くすなか行われ、福原は「続編ができると聞いて驚いたのですが、それだけたくさんの方に作品を愛していただいたんだなという感謝の気持ちがいっぱいです」と客席に思いを伝えると「前作から7年後、(福原が演じる)百合がどんな人生を送っていたのかも気になりましたし、成長した百合を演じられるのが嬉しかったです」と笑顔を見せていた。
主人公の百合に恋心を抱き、彰の面影を感じさせる青年・涼を演じた細田は「前作が大ヒットした作品だったので、大役を自分に任せていただけるというプレッシャーは大きかったし怖かったです」と率直な思いを述べつつ「逆に言えば、自分でもなかなかやったことがないような作品ジャンルだったので、前向きな気持ちで現場に入りました」と語っていた。
福原と細田は初共演。細田は「福原さんはとても集中力が高く、深いお芝居をされる方。ゼロから100に感情を上げるときの出力がすごい。自然と引っ張っていただいた」と共演の感想を伝えると、福原も「初めてと思えないような安心感がある方。現場でもたくさんコミュニケーションをとらせていただき、お芝居も楽しかった」と撮影を振り返っていた。
また、過去と現代をつなぐ鍵を握る千代を演じた倍賞は「撮影現場に入ったときの空気が、すごく良かった。皆さん映画作りが好きなんだなというのが伝わってくるんです。とても幸せな気持ちになりました」と明かすと「この現場で映画を愛する人たちと触れることができて、とても嬉しかった」と笑顔を見せていた。
倍賞とのシーンが多かったという福原は「まさかご一緒できると思っていなかったので、本当に嬉しかった。自分にとって倍賞さんとご一緒したことは、一生の宝物になります。とても緊張していたのですが、毎日気さくに話しかけてくださって、とても嬉しかった」と破顔。倍賞も「(福原は)戦争も知っていて、現代にも生きている人物を演じていたのですが、そこにいることが当たり前のように演じていました。とても楽しかった」と回顧していた。
明日は七夕。福原は短冊に本作の大ヒットを願うと「この映画がたくさんの方に届くと嬉しいです」と思いを述べていた。(磯部正和)
映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』は8月7日より全国公開


