鈴木拡樹、安井謙太郎、崎山つばさ！映画＆舞台『死神遣いの事件帖』製作
映画と舞台の連動プロジェクト「東映ムビ×ステ」の新作として、『死神遣いの事件帖』（映画、舞台の共通タイトル）が製作されることが明らかになった。2020年初夏公開の映画には鈴木拡樹、安井謙太郎、崎山つばさが、同年夏に上演予定の舞台には崎山、安井が出演する。
映画で主演を務める鈴木が演じるのは、江戸の市中で探偵業を営む久坂幻士郎（くさかげんしろう）。幻士郎は豊臣家に仕えた高名な傀儡子（人形遣い）の息子で、死神遣いという役どころだ。安井が幻士郎と契約関係にある死神・十蘭（じゅうらん）役。そして、舞台の主演を担う崎山が、吉原遊廓の惣名主を父に持つ侠客のリーダー・庄司新之助（しょうじしんのすけ）を演じる。
鈴木は映画にのみ出演し、安井、崎山は両方に出演する。映画のメガホンを取るのは平成仮面ライダーシリーズ、スーパー戦隊シリーズで活躍する柴崎貴行監督。『探偵はBARにいる』シリーズの須藤泰司がオリジナル脚本を担う。舞台の脚本・演出は少年社中の毛利亘宏が手がけ、原案は映画から続き須藤が担当する。
舞台「刀剣乱舞」シリーズなどへの出演で知られる鈴木は、「今作は、“死神遣い”という今まで皆さんが見たことがないんじゃないかと思うものを題材にしています。相棒の十蘭と共に探偵のように事件を解決していきますので、その解決の模様をお楽しみいただけたらなと思います」と本作をアピール。7ORDER project の安井は「人生の中で一度は演じてみたかった死神をこのタイミングで演じられることが楽しみです」と意気込んでいる。
また、ミュージカル「刀剣乱舞」などで活躍する崎山は、本作が映画と舞台の連動プロジェクトであることに触れ、「映像ならでは、舞台ならではのそれぞれ違った楽しみ方を劇場で体感していただけたら幸いでございます。特に殺陣のシーンはそれぞれ変わった視点で観ていただけると思います」と語った。（編集部・小山美咲）
