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山寺宏一、後輩・花江夏樹と共演『泣きたい私は猫をかぶる』追加キャスト発表

『泣きたい私は猫をかぶる』本ビジュアル
『泣きたい私は猫をかぶる』本ビジュアル

 『ペンギン・ハイウェイ』などで知られるアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」の新作『泣きたい私は猫をかぶる』(6月5日公開)に、声優の山寺宏一とお笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明が声優として参加することが10日、東宝映像事業部より発表された。併せて、主題歌がヨルシカの書き下ろしによる「花に亡霊」に決定し、主題歌が挿入された予告編も公開された。ヨルシカにとって、映画の主題歌を手掛けるのはこれが初となる。

ヨルシカの主題歌入り『泣きたい私は猫をかぶる』予告編

 本作の舞台は、愛知県常滑市。「かぶると猫に姿を変えることができる」不思議なお面を使って意中のクラスメイトに会いに行く中学二年生の笹木美代(声:志田未来)と、彼女が想いを寄せる日之出賢人(声:花江夏樹)の交流を描く物語。予告編では、猫の太郎に変身した美代と賢人の解放されたひととき、クラスの中で「ムゲ(無限大謎人間)」と呼ばれる美代の現実と猫時間とのギャップ、そして「人間でいることをやめた猫たち」が暮らす猫の島の生活などが映し出される。

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泣きたい私は猫をかぶる
ヒロインを導く猫店主役の山寺と、中学校教師・楠木先生役の小木

 主人公・美代を猫の世界に導く猫店主役に、声優界の重鎮・山寺宏一。賢人役の花江とは、同じ事務所に所属する先輩・後輩の関係。山寺は「作品の内容を知る前に、主演が志田未来さんと花江夏樹君だと聞き、共演出来る事を嬉しく思いました。花江君は嫉妬する程の活躍をみせている事務所の後輩。志田さんは『女王の教室』から注目していた大好きな女優さんで、この作品においてもその天才振りを発揮していて、ますますファンになりました」とコメント。なお、山寺と花江は新作アニメーション映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』(5月15日公開)でも共に名を連ねている。

 一方、美代や賢人の中学担任・楠木先生の声を担当するのは、映画『マダガスカル』シリーズのキツネザル、キング・ジュリアンの声優を務めた小木博明。メガネをかけた楠木先生は当て書きだったと言い、小木は「実は最初オファーをいただいたときに、当て書きだということを事前にお聞きしました。キャラクターの楠木先生が眼鏡かけているし、ちょっと歳をとっていて、太った感じにみえたし、なんだかそれも僕っぽく再現されていたので、半信半疑ではありましたがその気持ちでアフレコにのぞみました」とアフレコを振り返る。

 監督は、「美少女戦士セーラームーン」『おジャ魔女どれみ』など1990年代のアニメを支えてきた佐藤順一と、スタジオジブリからスタジオコロリドに活動の場を移し本作で長編監督デビューを果たす柴山智隆。脚本は、『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や『心が叫びたがってるんだ。』などで知られる岡田麿里。(編集部・石井百合子)

本予告『泣きたい私は猫をかぶる』公式 (6/18配信スタート) » 動画の詳細
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