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車内で映画鑑賞!ドライブインシアターに再注目 クラウドファンディングも始動

「ドライブインシアター2020(Drive in Theater 2020)」プロジェクト
「ドライブインシアター2020(Drive in Theater 2020)」プロジェクト

 自動車に乗ったまま大きなスクリーンで映画を鑑賞できるドライブインシアター。新型コロナウイルス感染症の影響拡大により映画館の上映自粛などの処置が取られるなか、その実現に向けて新たな取り組みが行なわれている。

 ドライブインシアターとは、駐車場などのスペースにスクリーンを配置し、自動車に乗ったまま映画鑑賞ができる上映施設のこと。日本では1990年代に流行したが、シネマコンプレックスの普及などにより姿を消した。そして今、ソーシャルディスタンスを確保して映画を楽しめるドライブインシアターの実現に向けた動きが見られる。

 シアタープロデュースチーム「Do it Theater」は4月10日より「ドライブインシアター2020(Drive in Theater 2020)」プロジェクトのクラウドファンディングをスタート。クラウドファンディング・プラットフォーム「MOTION GALLERY」を利用して、ドライブインシアターの実施と中長期的な継続を目的に支援を募るという。第1回は大磯ロングビーチを会場に、5月以降の開催を予定。詳細は後日、昨今の社会状況に応じて、同クラウドファンディングページ上でアナウンスされる。

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 また、プロジェクトではオリジナルのドネーションアイテムを制作。映画をはじめとする音楽や演劇などのエンターテインメント業界と、世界の新型コロナウイルス対策活動への支援のために、必要経費を差し引いた金額が各寄付先へ寄付される。第1回の寄付予定先は、ミニシアター支援を行うクラウドファンディング「ミニシアター・エイド基金」と、世界保健機関(WHO)および国連財団による「COVID-19連帯対応基金」となっている。

 ほかにも、野外映画イベントを通して地方の活性化を行ってきた「Outdoor Theater Japan」は、日本全国47都道府県でドライブインシアターを開催していくことを発表。企業・団体などのスペース活用パートナーを募り、同社所有の巨大スクリーンを用いてイベントを開催していくという。(編集部・大内啓輔)

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