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『マッドマックス』撮影時の確執…トム・ハーディ&シャーリーズ・セロンが振り返る

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトム・ハーディとシャーリーズ・セロン
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトム・ハーディとシャーリーズ・セロン - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で共演した、マックス役のトム・ハーディと、女戦士フュリオサ役のシャーリーズ・セロンが、 The New York Times のインタビューで、撮影時の確執について振り返った。

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  The New York Times では、公開から5年を経た本作の軌跡を振り返るべく、ジョージ・ミラー監督をはじめ、主要キャスト・スタッフらに取材。本作についてセロンは「自分たちの仕事を成し遂げた喜びと、胃に小さな穴が空くような感覚が入り交じっている」「映画の撮影に関して『体が覚えた』トラウマが心に残っている」と過酷な撮影を振り返ったという。

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 かつてメル・ギブソンがマックスを演じたシリーズの続編となった本作は、撮影予定地の天候問題などが重なり、幾度も撮影が延期された。ナミビアの砂漠で行われた撮影も、酷暑と寒さにさらされる過酷なものだったといい、ワイブズの一人トーストを演じたゾーイ・クラヴィッツは「街なかのトレーラーで9か月をすごしたんじゃないの。みんなが映画で観た、何にもない環境で9か月をすごしたんだもの。少し気が狂いそうになる」と述懐。当時はそんな環境のなか、作品へのアプローチをめぐって、ミラー監督とトム、シャーリーズの関係に軋轢が生じているとささやかれていた。

 トムとの関係についてシャーリーズは「振り返ると、トムがメル・ギブソンの代わりを務める気持ちをちゃんと理解するには、共感が足りなかった。それってすごく怖いことなのに! それに私自身も怖かったから、お互いに『怖いよね。私も怖いの。仲良くしましょう』と話す代わりに、自分を守るために壁を作ってしまったのだと思う。変な意味で私たちは、役と同じような関わりを築いていた。すべては生き残ることだって」

 トムもシャーリーズの言葉に同意し「今にして思えば、手に負えないことばかりだった。あの時はお互いにプレッシャーに押しつぶされていたからね。あの時、彼女が必要としていたのは、もっとマシで経験豊富な僕だった。それはごまかしがきかないものだ。年をとって醜くなった今なら、その地位に出世できるかな」と語っている。

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 スプレンディド役のロージー・ハンティントン=ホワイトリーは「ものすごい緊張感で、かなり性格の違う二人がぶつかり合うこともあった。作品に対して、全くアプローチが違うトムとシャーリーズと一緒に、4か月にわたって同じトラックに座っている経験はすごく興味深かった」と述懐。ゾーイも、フラストレーションをためたトムがミラー監督にきつく当たっていたと明かす一方で、あまりの多くのことを求められた環境では、仕方のないことだったと振り返っている。

 困難を乗り越えて完成した本作は、ビッグバジェットのアクション大作でありながら、アカデミー賞で10部門にノミネートされ最多6部門で受賞するなど、映画史に残るアクション映画として高く評価された。同サイトでは、トムが起用される前に、ゾーイがマックス役の候補だったジェレミー・レナーと読み合わせをしたことや(ジェレミーは2009年にスクリーンテストを受けたことを明かしている)、ユマ・サーマンがフュリオサ役の候補に挙がっていたことなど、製作の舞台裏が明かされている。(編集部・入倉功一)

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