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土屋太鳳、3回断った難役に挑む!主演映画『哀愁しんでれら』2021年公開

土屋太鳳
土屋太鳳 - (C) 2021 「哀愁しんでれら」製作委員会

 土屋太鳳が、幸せを追い求めながら、社会を震撼させる凶悪事件を起こしてしまう女性を演じる映画『哀愁しんでれら』で主演を務めることが明らかになった。土屋は、3度断ったという難役に挑む。公開は、2021年早春。

【写真】姉弟そっくり!土屋太鳳、姉弟3ショット!

 本作は、次世代のクリエイター発掘のためのコンペティション TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM の2016年のグランプリを受賞した渡部亮平の企画を映画化したもの。『3月のライオン』(2017)、『ビブリア古書堂の事件手帖』(2018)などの脚本を務めた渡部の完全オリジナル脚本で、渡部にとって商業映画監督デビュー作となる。

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 本作は、市役所に勤める小春(土屋)が主人公。平凡な毎日を送っていた小春だが、祖父が倒れ、慌てて車で病院に向かうも父親が飲酒運転で連行され、自宅が全焼し、頼りにしていた彼氏の浮気を目撃、と一晩の怒涛の不幸ですべてを失う。そこに現れたのが、8歳の娘・ヒカリを男手ひとつで育てる開業医の大悟。優しく裕福な大悟は、まさに王子様のよう。彼のプロポーズを小春は受け入れ、不幸のどん底から一気に幸せの絶頂を迎えるが、ある日、前代未聞の凶悪事件を起こしてしまう。土屋は、自身初となる”連れ子の母親”という役どころに挑む。

 土屋は、「初めてこの物語を読ませていただいた時、私が感じたのは嫌悪感と疑問でした。光栄だけれど、なぜ私にと思ってくださるんだろう。理由を知りたくて監督にお会いしましたがわからず、おこがましいながらお断りしました。覚悟できないまま取り組む物語ではないからです。でも、脚本は私の前に戻ってきました。4回目に戻ってきた時、急に『この物語は生まれたがってるんじゃないか』と感じたんです。脚本の中で小春が泣いているようにも感じました。私にできることがあるなら、一緒に泣くこと。理解できるかではなく生まれてくるものを愛すること。そう感じたころ共演者を知り、そのかたと踏み出せるならと覚悟を決めました。迷った末の撮影は得難い時間の連続でした。命が命を愛そうとする時の摩擦熱のようななにかが今も心に残っています。感じていただけますよう」とコメントを寄せている。

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 また、美しいドレス姿の小春(土屋)が、娘が通う小学校の教室と思われる場所にいる姿を捉えた場面写真も公開された。(編集部・梅山富美子)

■渡部亮平(監督)
初めての商業監督作品をオリジナル脚本で挑戦できる喜び……。しかも主演は、SiaのMVを観たとき表現力の高さに圧倒された土屋太鳳……。TCP でグランプリを受賞し、夢のようなチャンスを手に入れ、なにがなんでも面白い映画を作らなければと、一心不乱に完成まで突き進みました。脚本を書いたのは7年前、25歳の頃か……。なかなか実現しなかったおかげで、幸運にも最高の舞台が整い、胸を張れる商業デビュー作となりました。
「私は幸せになれるのか?」という誰もが抱える漠然とした恐怖を、なんとか拭い去り日々を懸命に生きようとする『哀愁しんでれら』の主人公・小春は、いま現在の土屋太鳳さんにどうしても演じて欲しい役でした。撮影を通して、怒涛の展開に振り回されながら、様々な表情を見せてくれる土屋太鳳という女優の表現力の豊かさに改めて胸を打たれました。
最後に。とびきり面白い映画に仕上がりました。「幸せにならなきゃ!」という想いに無意識ながら苦しんでいる方は必見です。いい人と結婚したい。いい暮らしがしたい。いい母親になりたい。いい子に育てたい。社会から押し売りされた幸福の理想像や手放せぬ願望によって、気づかぬうち真綿で首を締めるように追い詰められていく。普通だった女の子を、まったく想像もしてなかった存在にまで変貌させてしまう。『哀愁しんでれら』は決して他人事ではなく、あなた自身が主人公になりうる物語です。あっ、白馬の王子様は登場しません。でも、もっと素敵な俳優が出演します。続報をお楽しみに!

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浅野由香(プロデューサー)
この物語の中で生きる小春はどこにでもいる可愛らしい真面目でひたむきな女性です。小春をイメージした時に最初にはっきりと思い描けたのが土屋太鳳さんでした。いつも笑顔で頑張り、相手を気遣い、たおやかで母性を持ちながら、新しいことへ飛び込むことに躊躇しない大胆さ。小春の移りゆく様々な感情を等身大で細やかに表現してくれると確信してオファーしました。そして、いざ撮影が始まってみると、私の想像を超える小春がそこにいたのです! “土屋太鳳”という女優に新しい1ページを創ることができたのではないかと勝手に思っております。
この作品は弊社 TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM より選出されました。最終選考では喧々諤々の議論を呼び、この議論こそがまだ見ぬ面白さが詰まった作品の証拠ではないでしょうか。今回で渡部亮平監督は商業映画デビューとなります。その演出と脚本は、時に大胆に、時にワガママに、世界を狙える作品となりました。土屋太鳳さん演じる小春が皆さんの隣人として現れる日は2021年早春。ぜひ劇場でお楽しみください。

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