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中島健人&平野紫耀「未満警察」の原作となった映画って?

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映画『ミッドナイト・ランナー』主演の2人(左から)カン・ハヌル、パク・ソジュン
映画『ミッドナイト・ランナー』主演の2人(左から)カン・ハヌル、パク・ソジュン - (左)Han Myung-Gu / WireImage / ゲッティ イメージズ(右)Han Myung-Gu / WireImage / ゲッティ イメージズ

 中島健人Sexy Zone)と平野紫耀King & Prince)がタッグを組む新ドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」がいよいよスタートする。警察学校の学生であり、拳銃どころか手錠も警察手帳も持たない「警察未満」の2人が、若さと情熱と体力だけを武器に、難事件に挑むストーリー。2人のファンならずとも期待が膨らむ、新しいタイプの警察ドラマだ。

【写真】ドラマ「未満警察」の中島健人&平野紫耀

 「未満警察」には原作がある。それが韓国映画『ミッドナイト・ランナー』(原題は「青年警察」)。警察大学の学生2人が、偶然目撃した難事件の解決に体当たりで挑むアクション作品だ。2017年に韓国で公開され、観客動員550万人突破の大ヒットとなった。

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 主演は、話題沸騰中のNetflixオリジナルシリーズ「梨泰院クラス」で主人公のパク・セロイを演じるパク・ソジュンと、先日行われた“韓国のゴールデン・グローブ賞”と言われる百想芸術大賞で「愛の不時着」や「梨泰院クラス」を抑えてテレビドラマ部門大賞に輝いた「椿の花咲く頃」主演のカン・ハヌル(彼は男性最優秀演技賞も受賞)。いわば、韓国の若手俳優2トップが主演した映画だと言えるだろう。

 「未満警察」の第1話は、『ミッドナイト・ランナー』を下敷きにしたエピソードが数多く盛り込まれている。これを観れば、「未満警察」への期待もグッと上がるはず。また、振り返って観ても「このシーンが元ネタなのか」とニヤリとできるだろう。ここではパク・ソジュンが「愉快、爽快、痛快の“三快”映画」と表現した『ミッドナイト・ランナー』の見どころを紹介したい。

警察大学生VS極悪人身売買組織

 主人公は、捜査の3大要素を「情熱・執念・本気」と答えてしまう熱血漢で行動派のギジュン(パク・ソジュン)と、科学高から警察大学を志望した変わり種で理論派のヒヨル(カン・ハヌル)。出会った当初は反発しあっていた2人だが、2年経った頃にはすっかり親友に。

 ある休みの日、外出届を出して街のクラブにナンパに繰り出したが、まったく誰にも相手にされずに居酒屋でしょげかけるギジュンとヒヨル。帰り道に美少女のユンジョン(イ・ホジョン)を見かけてイチかバチかで声をかけようとする2人だったが、目の前で彼女がミニバンに乗った男たちに殴られて誘拐されてしまう。

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 すぐさま警察に駆け込むが、すぐに捜査してもらえない。ことに苛立った2人は自力で捜査に乗り出すことにする。手がかりは彼女が落としたトッポギの袋のみ。しかし、粘り強く調べていくうちに、残忍で非道な人身売買組織へとたどり着く。拳銃も警察バッジも持たないギジュンとヒヨルは、はたしてユンジョンを救出することができるのか……?

ブロマンス(男の友情)好きなら必見の名コンビ

 最大の見どころはバディとなる2人、ギジュンとヒヨルのコンビぶりだろう。貧しい母子家庭で育ったギジュンは、何事もストレートで感情が表に出る男。一方、比較的裕福(実家は有名焼肉店)な家庭で育ったヒヨルは、学食で出されたソーセージも発ガン性物質が含まれているからといって手を出さない神経質な男。最初はグータッチさえまともに噛み合わなかった2人だが、徐々に打ち解けて親友になっていく。

 正反対のギジュンとヒヨルの軽妙な掛け合いは、映画全体の9割を占めると言っていいほど。撮影現場でもパク・ソジュンとカン・ハヌルの2人は「友達のよう」だったといい、カン・ハヌルは過酷な現場でも笑顔を絶やさず、年上のパク・ソジュンは自分の撮影が終わってもカン・ハヌルの撮影が終わるのを待ってから一緒に帰っていたという。メイキング映像を見ると、撮影現場の2人はいつもニッコニコである。

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 誘拐事件を目撃してからは、2人の呼吸がさらに合っていく。なぜなら、2人とも熱く燃える正義の心と、理不尽に虐げられる弱き者を助けたいという優しい気持ちの持ち主だから。どんなピンチに陥っても、自然に助け合いながら屈することなく前へ、前へと進んでいく。彼らを見守る警察大学のヤン教授(ソン・ドンイル)ならずとも、2人の真っ直ぐな熱さを「うらやましい」と感じてしまうだろう。ブロマンス(男の友情)ものが好きな人なら必見の映画だ。

ド迫力の痛みが伝わるアクションシーン

 イケメン俳優といえども、ガンガンに身体を張る。『ミッドナイト・ランナー』の大きな見どころの一つは、間違いなくハードなアクションだ。なにせギジュンとヒヨルは拳銃なんて持っていない。ひたすら走りまくり、追いかけまくり、逃げまくる。『ロッキー』さながらに身体を鍛え抜くシーンでは、2人の肉体美が堪能できる

 映画は青春のさわやかなシーンばかりではない。敵は鬼畜の所業を繰り返す犯罪集団だ。ぞろぞろと物騒な武器を持って集まる輩たちに対して、ギジュンとヒヨルはほぼ丸腰で立ち向かう。おまけに彼らの捜査は退学覚悟の単独行動であり、ピンチになっても味方が都合よく助けに来ることはない。組織からリンチを受けた2人が内臓を抜くために天井から吊るされる不穏極まりないシーンなど、「これ、どうやって切り抜けるの?」と思わざるを得ない。

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 敵の本拠地に殴り込みをかけるシーンでは、あくまで警察官らしく柔道技と逮捕術で戦う2人とルール無用の輩たちとの痛みが伝わるアクションが次々と繰り広げられる。明らかに格闘技経験の持ち主であるラスボスとの戦いも迫力十分だ。

 なお、エンドクレジットの後にとても大切なシーンがあるのでお見逃しないように。「梨泰院クラス」ファンの人は、警察大学で2人の髪を切る人物にも注目しよう。愉快・痛快・爽快の三拍子揃った映画『ミッドナイト・ランナー』。ドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」はどんな作品に仕上がっているか楽しみでならない。(大山くまお)

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