人工知能を持つアンドロイド、ERICAを主役にした映画が始動

アンドロイド・ERICAと石黒浩教授
アンドロイド・ERICAと石黒浩教授 - Lars Nicolaysen / picture alliance via Getty Images

 人類史上初、人工知能を持つアンドロイド、ERICA(エリカ)を主役にした映画『b(原題)』が本格的に始動していることが、The Hollywood Reporter ほか複数メディアによって明らかになった。

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』T-800&サラ・コナー本編アクションシーン

 本作は、リリー・コリンズ主演の映画『心のカルテ』やアニメ映画『ゴッホ 最期の手紙』に資金提供したボンディット・キャピタル・メディア、ハッピー・ムーン・プロダクション、そしてニューヨークのテン・テン・グローバル・メディアなどが、7,000万ドル(約77億円)の製作資金を出して、制作が進められる。(1ドル110円計算)

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 視覚効果スーパーバイザーのエリック・ファムタレック・ゾーディサム・コーゼが作り上げた今作のストーリーは、人間のDNAを作るためのプログラムに危険性を感じた科学者が、自身が開発したアンドロイドのエリカを脱出させるという設定。

 エリカは、ロボット研究の第一人者で、大阪大学教授や国際電気通信基礎技術研究所石黒浩特別研究所の所長を務める石黒浩氏と大阪大学基礎工学研究科の特任助教、小川浩平氏が開発した自立対話型のアンドロイド。以前には、映画『アメリカン・ヒストリーX』のトニー・ケイ監督の作品で起用される可能性もあったが、ケイ監督のスケジュールの都合でかなわなかった。

 今回の決定について、ファム、ゾーディらと共にプロデューサーを務めるサム・コーゼは「演技方法としては、俳優は自身の人生経験を役に取り入れる」と答え、さらに「だが(アンドロイドである)エリカには人生経験はありません。彼女は役を演じるために、ゼロから創りあげられました。そんな彼女の動きと感情を、一対一のセッションを通したり、さらに動きのスピードや感情を込めた話し方などをシミュレートしたりして、キャラクター開発やボディーランゲージのコーチをしてこなければいけませんでした」とコメントしている。

 既にエリカの撮影シーンは、2019年に日本で済ませていたようで、2021年の6月から残りの撮影をヨーロッパで行う予定。 (細木信宏/Nobuhiro Hooki)

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