林海象監督7年ぶり新作!永瀬正敏主演『BOLT』12月公開

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映画『BOLT』は12月11日よりテアトル新宿ほか全国順次公開
映画『BOLT』は12月11日よりテアトル新宿ほか全国順次公開

 『私立探偵 濱マイク』シリーズなどの林海象監督による7年ぶりの新作映画『BOLT』が、12月に劇場公開されることが決まった。主演は盟友・永瀬正敏佐藤浩市が声の出演を果たした。

映画『BOLT』予告編

 本作は、2015年から2017年にかけて製作された3つのエピソード(「BOLT」「LIFE」「GOOD YEAR」)で構成された人間ドラマ。大地震が発生したことで原子力発電所のボルトがゆるみ、圧力制御タンクの配管から冷却水が漏れ始めた。高放射能冷却水を止めるために男は仲間とともにボルトを締めに向かうが、この未曾有の大惨事を引き金に、男の人生は大きく翻弄されていく。共演は、佐野史郎金山一彦後藤ひろひとテイ龍進吉村界人大西信満堀内正美佐々木詩音月船さらら

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 本作を作るきっかけについて、林監督は「東日本大震災の翌年に、京都である写真展があった。福島第一原発の作業員の方が、内部の現状を写真にとり写真を公開しているものだった。その時、その方から『大地震で原発内部のボルトの多くが緩み、それを閉めに行った。高濃度の汚染があるため、ボルトを締める回数は必ず一回と決められ、一つボルトを締めるのにのべ数百人の人間が必要だった』という話をきいた。いつかその話を映画にしてみたいと思った」と語っている。

 美術は、現代美術家のヤノベケンジが担当し、香川・高松市美術館にセットを創り上げた。林監督は「美術館で撮影風景を観客に公開しながら映画を撮っていく、という前代未聞の撮影方式が行われた」と明かしている。コメント全文は以下の通り。(編集部・小松芙未)

林海象監督のコメント

撮影から完成まで七年もかかってしまった。二年に一本くらいのペースでそれぞれの章を撮影していたので、久しぶりの新作という感じは自分ではしないが、前作『彌勒 MIROKU』から確かに七年経っている。東日本大震災の翌年に、京都である写真展があった。福島第一原発の作業員の方が、内部の現状を写真にとり写真を公開しているものだった。その時、その方から「大地震で原発内部のボルトの多くが緩み、それを閉めに行った。高濃度の汚染があるため、ボルトを締める回数は必ず一回と決められ、一つボルトを締めるのにのべ数百人の人間が必要だった」という話をきいた。いつかその話を映画にしてみたいと思った。それがこの『BOLT』を作るきっかけであるが、原発内の描写や防護服など低予算自主映画には高いハードルがあった。それを救ってくれたのが現代美術作家のヤノベケンジ氏だ。高松市美術館の中に『BOLT』のセットを組んでくれるというのだ。美術館で撮影風景を観客に公開しながら映画を撮っていく、という前代未聞の撮影方式が行われた。そしてこの三本が完成できたのは、主演 永瀬正敏さんのおかげである。お二人と、長年携わってくれたスタッフ、キャスト、そして何より学生たちに大いなる感謝を述べたい。やっと公開できる。  
林海象(監督・脚本)

映画『BOLT』は12月11日よりテアトル新宿ほか全国順次公開

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