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中川大志、清原果耶に感謝「大変なことを共有できた」

盛山晋太郎いわく「少女漫画から出てきたような人」である中川大志
盛山晋太郎いわく「少女漫画から出てきたような人」である中川大志

 俳優の中川大志が26日、都内で開催されたアニメーション映画『ジョゼと虎と魚たち』の公開記念舞台あいさつに出席し、清原果耶とのアフレコについて振り返った。

中川大志、笑顔が超絶爽やか!!【イベント写真】

 中川と清原がダブル主演を務める本作は、2003年に実写映画化された芥川賞作家・田辺聖子の青春恋愛小説を劇場アニメ化したもの。車椅子生活を送っていたジョゼ(清原)が大学生の恒夫(中川)と出会い、外の世界へ飛び出す様を描く。舞台あいさつにはゲスト声優を務めたお笑いコンビ・見取り図盛山晋太郎リリー)、監督のタムラコータローも登壇した。

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 見取り図とこの日初対面を果たした中川は、冒頭その見取り図を意識してか、感染予防対策のため歓声などを自粛した客席のファンを見回し、「(歓声もないのを見ると)僕(の人気)もそろそろ潮時かな」と突然のギャグを飛ばすパフォーマンス。盛山から「いやいやそうじゃなくて、こういう時期なので」と突っ込まれて会場の笑いを誘った。

 この日は本イベントに参加できなかった清原からのビデオメッセージも紹介された。清原は「会場に伺えず大変申し訳ない気持ち。完成した映画を観た時に夢のようだなって。中川さん含め声優の皆さんにまじってわたしもこの作品に参加させてもらえて、嬉しい思いです。大変勉強させてもらいました。アニメならではの美しさや、数々のキャラクターとの愛が形として見えるようなストーリー。それをぜひ感じてほしい」と呼びかけた。

 中川も「出来上がるまでにたくさんの人が関わっていることがすごい。みなさんの前で代表として作品を届けられて幸せです」と感慨深げ。清原についても「これまで何度か声の仕事をさせてもらったんですが、今回は清原さんと二人、大変なことを共有させてもらいながら仕事ができました。2人で3日間くらい一緒にやれたのはありがたかったです」とアフレコ中、清原の存在に救われたことを明かした。

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 見取り図は先日の「M-1グランプリ2020」決勝戦でファイナリストに選ばれ話題となったばかり。中川もテレビを見て応援していたといい、「『M-1』もすっごい応援していました。感動しましたし、めちゃくちゃ笑いました。今日お会いできて嬉しいです」とコメント。盛山がこれに、「自分も嬉しいです。中川さんは本当に少女漫画から出てきたような人」と返し、リリーも「男でも頬が赤くなるくらい」と持ち上げて中川を照れさせた。

 最後に、今年一番夢中になったものを登壇者が発表しあったが、中川は「今年はドラマの現場で初めてフェイスシールドをしたんです。最初は戸惑ってしまって、慣れなくて夢に出てくるくらいだったんですけど、ドラマの現場では助監督さんがそれを手作りしてくださるなど、頑張ってくださっていた。そこから何か月か経つと(アイデアを凝らした)いろんなフェイスシールドが他の現場でも出てきて、その形に夢中になりました」とコロナ禍で揺れた映画やドラマの現場を振り返りつつ、スタッフたちの奮闘も称えていた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『ジョゼと虎と魚たち』は公開中

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