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ゴリ×品川ヒロシ!芸人&映画監督の肩書き持つ2人がトークイベント

沖縄国際映画祭のプレイベント!
沖縄国際映画祭のプレイベント!

 今年4月に開催が予定されている「島ぜんぶでおーきな祭 第13回沖縄国際映画祭」の事前イベント「50日前オンライン無料上映会・特別トークイベント」がYouTubeで配信され、満島ひかり主演の短編映画『演じる女』の照屋年之ゴリ)監督と、北海道下川町を舞台にした映画『リスタート』の品川ヒロシ監督が登場。ともにお笑い芸人だけでなく、映画監督という肩書を持つ同世代同士のトークが実現した。照屋監督の相方である川田広樹も登壇した。

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 沖縄の春の風物詩として親しまれている「沖縄国際映画祭」は、昨年に続いて、新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底しながら開催することが決定。コロナ禍の影響で、昨年は規模を縮小することとなったが「やはり映画祭は特別な瞬間なんですよ」と品川監督。「これまで全スタッフ、キャストの思いを肩に乗せてレッドカーペットを歩かせてもらってきました。そういう意味では、海外の映画監督に沖縄のよさを知ってもらうためにも映画祭は続けてもらいたい」と本映画祭に向けた熱い思いを語った。

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 デビュー当時は、照屋監督と一緒にお酒を飲むなど交流を重ねていただけに「今は監督として、こうやって照屋さんと並んで立てるのは感慨深いですね」と品川監督。照屋監督も「お互いに映画の撮り方が違うから。自分はコメディー系ですが、彼はアクションとかハラハラドキドキするような作風で。そういう意味では、いい意味で重ならないからこそ、お互いの個性が違っていい」と続けた。

 この日のトークショーでは、監督としての映画の向き合い方について二人は話し合った。映画を撮り始めた初期の頃は撮影現場をうまくコントロールできなかったと振り返る照屋監督は、「ヤバいくらいに俺には向いていないと思った。でも編集が本当に楽しかったんですよね。現場が楽しくなったのは本当に最近のことですね」と明かす。また、映画作りで一番楽しいのは脚本を書いている時とのことで、「最初はどこかで聞いた話かもと思う時もありますけど、それでも描き続けると、どんどん役柄に命が吹き込まれてきて。自分で書いて勝手に泣いている時もあるくらい」と話した。

 また、照屋監督は監督作『洗骨』でタッグを組んだ俳優の奥田瑛二と一緒に喫茶店を訪れ、スマホの画面で奥田に完成した『演じる女』を見せた時のエピソードを紹介。「そうしたら奥田さんが人のいる前で泣き出して。『洗骨』はこの映画を撮る前振りでしかなかったなと言ってくださったんです。満島さんは奥田さんから『お前、照屋監督からオファーがきたら絶対に断るなよ、あいつはいい監督だから』と言われていたそうで。『だからオファーを受けたんです』と(満島が)言ってくれて。でも奥田さんは僕が満島さんに( 『演じる女』 の)オファーをしたいと思っていたことは知らなかったはずなんで。奥田さんとは不思議な縁だなと思いましたね」と振り返った。

 一方の品川監督は相方の庄司智春とのエピソードを紹介した。庄司は品川監督の新作のクラウドファンディングを支援したり、品川の監督作『Zアイランド』を妻の藤本美貴と一緒に鑑賞したりと活動を応援してくれているという。「前は仲が悪かったけど、最近は映画に対するあいつの態度も変わってきました」と品川監督は嬉しそうに語っていた。(取材・文:壬生智裕)

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