スレブレニツァの虐殺描くアカデミー賞ノミネート作『アイダよ、何処へ?』9月17日公開

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ポスタービジュアル - (C) 2020 Deblokada / coop99 filmproduktio

 第93回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた『Quo Vadis, Aida?(原題)』が、『アイダよ、何処へ?』の邦題で9月17日より公開されることが決定した。

【写真】19年前にオスカーを受賞したボスニア・ヘルツェゴヴィナ映画

 本作は、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ東部のスレブレニツァで約8,000人のイスラム教徒が虐殺された惨劇を、国連平和維持軍で通訳として働く女性アイダの視点から描く物語。舞台は1995年の夏、セルビア人勢力によって占拠されたスレブレニツァ。2万5千人もの住人たちが保護を求めて国連基地に集まるなか、国連平和維持軍で通訳として働くアイダは交渉の中で極めて重要な情報を得ることとなり、必死に家族を守ろうとする。

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 監督は、31歳の時に発表した長編デビュー作『サラエボの花』が2006年ベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞したヤスミラ・ジュバニッチ。以降、『サラエボ,希望の街角』(2010)などをはじめ、一貫して故郷ボスニア・ヘルツェゴヴィナの悲劇、1992年から95年のボスニア紛争の傷跡を描き続けている。

 本作は、2020年べネチア国際映画祭コンペティション部門に出品され、BAFTA英国アカデミー賞監督賞・非英語作品賞、インディペンデント・スピリット・アワード国際映画部門にノミネート。ロッテルダム国際映画祭で観客賞、ヨーテボリ映画祭で最優秀外国語映画賞を受賞するなど各国の映画祭で高い評価を受けた。映画批評サイト RottenTomatoes では100%フレッシュの高評価を得ている(4月22日時点)。(編集部・石井百合子)

映画『アイダよ、何処へ?』は9月17日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、他全国順次公開

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