オーディション一つ受けられず…実写版『アラジン』俳優のその後

実写版『アラジン』でのメナ・マスード(左)
実写版『アラジン』でのメナ・マスード(左) - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 日本テレビ系の金曜ロードショーで今夜、ディズニー実写版『アラジン』(2019)がテレビ初放送される。世界興行収入10億5,069万3,953ドル(約1,156億円)の大ヒットとなった本作。2,000人に及ぶオーディションを勝ち残り、主人公アラジン役に大抜てきされた俳優のメナ・マスード(29)だが、『アラジン』後の境遇は人々が想像するものとは全く違っていた。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル110円計算)

【画像】超イケメン!素顔のメナ・マスード

 メナは、幼い頃にカナダに家族で移民してきたエジプト系カナダ人。中東系の見た目から、テロリスト以外の役ではオーディションに参加することすら難しく、それは『アラジン』の大ヒット後も一切変わらなかったのだという。メナは2019年12月、「このことについて黙っているのに疲れました。人々に知ってほしいのは、『アラジン』のような作品に出演したからって全てがバラ色というわけではないということです。『大金を稼いで、たくさんのオファーをもらっているに違いない』と思われていますが、そんなことは全くありません。僕は『アラジン』が公開されてから、一つのオーディションも受けられていないんです」と The Daily Beast に告白。

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 「『アラジン』は興収10億ドル(約1,100億円)を突破したのだから、僕は一つくらいオーディションを受けられないだろうか? ということなんです。『バットマン役をお願いします』といったようなオファーが来ることを期待しているわけじゃないんです。オーディションが行われる部屋に入れてもらえないか? 僕にはそのチャンスも与えてもらえないのか? ということなんです。だから、実情はいつも皆さんが思う通りというわけではないってことですね」と中東系の俳優の実情を明かして大きな話題となった。

 2020年の出演作はなかったメナだが、同年11月にはICMパートナーズからGershにタレントエージェンシーを変更。今年になってから、今後の作品もいくつか発表されている。Netflixのロマンス映画『ザ・ロイヤル・トリートメント(原題) / The Royal Treatment』でメインの王子役を務めるほか、エジプト映画『イン・ブロード・デイライト(英題) / In Broad Daylight』に主演することも決まった。同作は彼にとって初のエジプト映画主演となり、メナは「エジプトに戻り、世界でも最も才能のあるアーティストたちと演技をすることは僕の夢でした。この作品の一員となれることを光栄に思います」とコメントしている。挑戦を続けるメナの今後に注目したい。なお『アラジン』は続編の企画開発も進められており、メナも続投するものとみられている。(編集部・市川遥)

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