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2,500体のガイコツ・150人に特殊メイク…ザック・スナイダー、新作ゾンビ映画へのこだわり

なぜ大量のガイコツがラスベガスに? 『アーミー・オブ・ザ・デッド』撮影中のデイヴ・バウティスタとザック・スナイダー監督
なぜ大量のガイコツがラスベガスに? 『アーミー・オブ・ザ・デッド』撮影中のデイヴ・バウティスタとザック・スナイダー監督

 ゾンビであふれるラスベガスを舞台に、傭兵部隊の大金強奪作戦を描くNetflix映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』。長編デビュー作『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004)以来、約17年ぶりとなるゾンビ映画への復帰にあたり、ザック・スナイダー監督は、並ならぬこだわりを持って制作に挑んだという。

映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』予告編

 約10年前の時点で本作の第一稿を書いていたといい、「ゾンビ映画というジャンルを超越したものを作りたかった」といううスナイダー監督。そのこだわりは、映画冒頭のシークエンスにも表れており、ゾンビパニックの引き金となる最初のゾンビ・ゼウスが解き放たれる、5分程度のシーンの撮影に計5週間をかけた。

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 「どうしても夕暮れ時に自然光で撮影したかったこともあって、計5週間もかかったよ。爆発や銃撃戦もあるし、みんなが気合を入れなければいけなかったけど、うまくいくまで何度も撮影を繰り返したんだ」。

 本作に登場するゾンビは、そのゼウスによって統率されており、従来のような歩くゾンビだけではなく、俊敏な動きで人間たちを翻弄する個体も存在する。ゾンビたちの作り込みも相当なもので、スナイダー監督は、35人の特殊メイクアップアーティストを動員し、6時間以上をかけて150人の俳優にそれぞれ全く異なるメイクを施し、各ゾンビに個性を与えた。なかでも、スナイダー監督イチオシのキャラはやはりゼウスだといい、ゾンビにエイリアンやサイボーグのような要素を合体させたという彼には、メイクだけで3時間半がかけられたという。

 さらに、ゾンビに支配されたラスベガスを不気味に彩るために、約2,500体ものガイコツの模型を用意。世紀末のような、恐ろしくリアリティーあふれる世界を構築したスナイダー監督は「僕の今までの映画製作の中でも最高の満足感を味わったし、すごく楽しかった。ゾンビが好きな人もそうでない人も楽しめる作品になっていると思うよ!」と自信たっぷりに語っている。(編集部・入倉功一)

Netflix映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』は独占配信中

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