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望月春希&はるな愛、二人で語る号泣ものの“アイ”の物語【『This is I』インタビュー】

超仲良し!『This is I』アイ役の望月春希とはるな愛
超仲良し!『This is I』アイ役の望月春希とはるな愛

 タレント・はるな愛の半生を描くNetflix映画『This is I』で、約2か月にも及ぶオーディションを経て、主人公に抜てきされた望月春希。「アイドルになりたい」と夢を抱く主人公・アイが自分らしく生きていく道のりを見つける姿をまぶしいほどの輝きと共に体現し、観る者を釘付けにする。撮影も見届けたはるなは、完成作を観て「号泣した」と告白。望月が、はるなから受け取ったもの。はるなが、本作からもらった希望ーー。笑顔と涙をこぼしながら、『This is I』に込めた愛について語り合った。(成田おり枝)

【動画】二人のアイがトーク『This is I』望月春希&はるな愛インタビュー

思考の時期に出会えた運命のアイ役

運命のようにアイ役と出会った新星・望月春希

Q:はるなさんの半生を、性別適合手術を担当した和田耕治医師との出会いと共に描く本作。子供ゆえのいじめや、世間からの冷ややかな目線にさらされながらも、夢を手放さなかったアイの歩みが明かされます。はるなさんは、お母様や和田先生のご家族と一緒に完成作をご覧になったそうです。観終わった後には、皆さんで「抱き合って泣いた」と伺いました。

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はるな:お母さんは、オープニングからずっと泣いていました。私は「お母さんが観た後に、嫌な思いをしないかな」と心配だったんです。でも観終わった時に、お母さんが「よかったね!」と声をかけてくれて、本当にうれしかった。和田先生のご家族も、号泣されていて。息子さんは、劇中の和田先生を見て「親父に会えた気分だ」と言っていました。本当に和田先生に見えるところが、たくさんあるんですよ! (思わず涙をこぼし)あ、メイクが取れちゃう…。どうしよう、ケンジが出てきちゃった(笑)! 人生って誰もが苦労をしたり、いろいろなことがあるものだと思いますが、アイの波のある人生に対して、望月さんが明るく、まっすぐに向き合ってくださった。その姿を見て、私は涙が止まらなかったです。

Q:オーディションを振り返った松本優作監督は、「アイを演じるのは自分」だという望月さんの熱い意気込みに驚いたとお話しています。

望月:当時、私は高校生で毎日、白いシャツを着て学校に通っていました。一つの教室に、価値観が似ている人、まったく違う人もいます。そこで自分のこと、そして自分と世界のつながりについてたくさん考えていた頃に、『This is I』の台本と出会うことができました。「自分にもっと正直に生きたい」と“自分らしさ”を毎秒、更新し続けているような時期だったように感じています。この台本の中に書かれた美しい言葉や輝きを、自分の目や口、体を使って表現できるチャンスを、絶対に手にしたい。「自分がアイを演じたい」という思いがとても強かったです。

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Q:望月さんの演じるアイは、どこまでも真っすぐでとてもまぶしかったです。演じる上で、はるなさんから受け取ったものも大きいでしょうか。

望月:撮影前に、愛さんと初めてお会いして。「はるな愛です」と部屋に入っていらした瞬間、ひらがなで「ありがとう」という文字がパッと浮かんだんです! 寝起きに飲む、白湯! って感じがしました!

はるな:あはは! 白湯って感じだった?

望月:すっと、私の中に温かさが入ってきて。「愛さんってなぜこんなに柔らかくて、温かくて、全身から『ありがとう』という気持ちが伝わってくるんだろう」と思いました。私は“モノマネ”という気持ちで演じたことは一度もなくて。演じる上ではとにかく、愛さんから最初に受け取った温かさを大切にしたいと思っていました。

Q:モノマネではなくとも、ダンスや肉体改造、“エアあやや”など、役づくりする上ではたくさんの取り組みが必要となりました。

望月:私はもともと体重が減りやすい体質なので、女性らしいドレスを着た時にきれいな体に見えるように増量しました。いっぱいご飯を食べたり、プロテインを飲んだりしながら、ふっくらするように心がけていて。愛さんからも「ドレスのウエストは、もっと上の位置にして着るんだよ」などたくさんヒントをいただきながら、衣装を着こなせるように意識していました。

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はるな愛、あの頃に「タイムスリップした」

はるな愛「役者さんって本当にすごいな」と鳥肌が立ちました

Q:はるなさんは、望月さんのオーディション映像をご覧になって号泣されたとのこと。

はるな:私が苦しんだ時期を、その場の空気まで変えながら演じられていたんです。当時の自分に見えちゃって、グッときました。「役者さんって本当にすごいな」と鳥肌が立ちました。実際にお会いして喋ってみると、すごく面白くて、かわいくて! 私たちの時代は“自由に生きる”ということに制限や拘束がありましたが、今は違う。そういった中から生まれた天真爛漫さや可能性、パワーを感じました。

Q:撮影が始まる前に、望月さんにお願いしたことはありますか?

はるな:「私のマネをする必要はなく、絶対に“望月さんのはるな愛”でいてほしい」とお話ししました。本当に、どこを取ってもすばらしい演技でしたね。例えばアイが初めて「(ショーパブ)冗談酒場」の楽屋に足を踏み入れた時の表情を見ても、タイムスリップしたような気がして……。なぜ、あの時の私の表情を知っているんだろう! どこかから私のこと、見ていた(笑)? 

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Q:アイにとって大きな転機となるのが、和田(耕治)先生との出会い。悩み続けていた時期に出会った2人は、お互いの存在から“自分らしく生きる力”を受け取っていきます。望月さんは、和田先生を演じる斎藤工さんから力をもらったことはありますか?

望月:斎藤さんは、すごく強い光を持った方だと思っています。アイと和田先生が初めて「冗談酒場」で出会うシーンでは、斎藤さん演じる和田先生が異端的な輝きを放っていて、その瞬間から、アイの中にも、そして春希の中にも「和田先生が見守ってくれている」という気持ちが生まれました。

斎藤工が演じる和田医師

Q:和田先生の言葉に、望月さんご自身も励まされたことがあれば教えてください。

望月:「君はちっとも変じゃない」という言葉や、「君は輝いている」と言ってくれたことなど、今でもすごく思い出します。私の人生に対しても勇気をくれたような、忘れることのできないものになりました。

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はるな:先生はお亡くなりになったけれど、私も「そばに先生がいる」と感じる時があります。先生に手術をお願いしたのも、先生が「この人なら大丈夫だ」と安心感を与えてくれる人だからなんですよね。

「オンリーワンとして生きる」「不安は次へのステップにつながる」

Q:愛情に包まれた撮影を通して、“自分らしく生きることの尊さ”を伝える映画が完成しました。お二人にとって、本作はどのような作品になりましたか。

望月:今の自分、そして過去と未来の自分に対して、ポジティブなエネルギーをくれた作品です。私は初対面で愛さんから「ありがとう」という気持ちをいただき、もう一つ「オンリーワンであること」というメッセージをいただきました。今でも、私の中にアイが生きている感覚があって。「どうしたら愛さんのようにステキな人になれるんだろう」と思っていましたが、そのヒントを少しいただいたような気もしています。これからも“自分らしさ”を更新し続け、家族や周りの方々に感謝を忘れずに生きられたらいいなと思っています。

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はるな:小さな頃から希望も持っていましたが、「自分は何者なんだろう」「社会に馴染めないのではないか」という不安を大きく抱えていました。そんな幼少期の大西賢示(はるなの本名)がいろいろな人と出会い、みんなが今の自分を作ってくれました。嫌な思いをした関わり方もあるけれど、どの出会いが欠けても今の私はいません。どんな人にも「ありがとう」って思います。今でもね、ずっと不安なんです。おじいちゃん、おばあちゃんになっても「自分は何者だろう」と探しているものなんじゃないかな。でも今はそれが別に嫌ではなくて、少し楽しめるようになってきました。そういった不安は次への出会いやステップにつながるものなんだなと、改めて感じさせてくれた作品です。

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